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夫「お前の部屋は母さんが使う」夜勤明けで帰宅すると強制同居→私「じゃあ買う?」提案に絶望したワケ

私は35歳で、総合病院の勤務医として働いていました。同い年の夫とは3年前に結婚。私は夜間の診療や当直勤務が多く、生活が不規則でしたが、夫は会社員でカレンダー通りの勤務でした。

 

義父の他界でエスカレートした義母の干渉

生活リズムが違うため、お互いの睡眠を妨げないよう寝室は別々にし、自立した夫婦でいようと話し合って決めていました。

 

しかし、半年前から状況が大きく変化しました。義父が病気で亡くなったことをきっかけに、義母が頻繁にわが家へやってくるようになったのです。

 

ある日、私が夜勤に出ようと準備していると、事前の連絡もなくやってきた義母が「夕方からお仕事だなんて、妻としてどうなのかしらねぇ」と言ってきました。私が総合病院で常勤医として働いていると何度説明しても、義母は「大げさに言っているだけでしょう」と取り合ってくれませんでした。

 

それどころか、「女が夜中まで働くなんてみっともない」と嫌みを言ってくるのです。夫も「母さんは寂しいんだから少しは我慢してよ」と義母の肩を持つばかりで、私をかばってくれることはありませんでした。

 

 

夜勤明けの強制同居と夫の裏切り

近所に住む姉に愚痴を聞いてもらいながらなんとか日々を乗り切っていましたが、ある日曜日、夜勤明けで帰宅すると信じられない光景が広がっていました。

 

私の寝室にあったベッドは解体され、その部品がリビングの隅に積み上げられていました。代わりに、寝室には義母の家具や荷物が運び込まれていたのです。驚いて夫を問いただすと、夫は悪びれる様子もなく言い放ちました。

 

「お前の部屋は母さんが使うことになった。今日からお前はリビングで寝てくれ」

 

リビングのソファに座っていた義母も「いつも偉そうにしているから、嫁という立場をわきまえてもらおうと思ってね。今日からここで同居させてもらうわ」と笑っていました。

 

私に無断でベッドを解体し、寝場所を奪うという強引なやり方に、どうしようもない怒りを感じました。それでも感情を抑え、夫に向かって冷静な口調で尋ねました。

 

「じゃあこの家、あなたが買う?」

 

夫と義母は「は?」と、ぽかんとしていました。私は必要最低限の荷物だけをキャリーバッグに詰め込み、「弁護士を通して連絡します」と告げて、姉の家へ避難しました。

 

 

「俺の家」と言い張る夫の大きな勘違い

姉の家に身を寄せた私は、すぐに弁護士に相談しました。実は、私たちが住んでいたのは、私が独身時代にためた貯金で一括購入したマンションでした。夫は毎月生活費の一部を負担していましたが、マンションは私の単独名義でした。

 

弁護士を通じて夫に離婚協議を申し入れ、義母との同居を認めない意思を伝えました。さらに、夫には別居に向けて住まいを探してもらうよう求め、義母にも退去を要求しました。

 

数日後、弁護士を交えて話し合いの場を設けました。私が離婚を進める意思を伝え、夫たちの退去後にマンションを売却するつもりだと説明すると、夫は「俺の家を勝手に売る権利はない!」と激怒し、義母も「結婚したら家も土地も夫婦の共有財産になるのよ! 夫である息子を追い出すなんて非常識だわ」と主張しました。

 

彼らは、夫にも当然に半分の所有権があると思い込んでいたのです。しかし、このマンションは結婚前に私が自分の資金で購入したもので、原則として私の特有財産に当たります。結婚したからといって、夫に当然に半分の所有権が生じるわけではありません。

 

弁護士が、マンションが私の単独名義であることを示す登記事項証明書や、結婚前に私の資金で購入したことを裏付ける資料を提示すると、夫は慌ててスマホで調べ始めました。自分に当然半分の所有権があるという思い込みが間違っていたと知り、言葉を失っていました。

 

「じゃあ買う?」という私の言葉の意味をようやく理解した夫は、「買えと言われても、そんな大金ないぞ……」とつぶやき、絶望したようにうなだれました。

 

 

義母のひと言で発覚した夫のうそ

夫は「あれはほんの冗談だったんだよ。母さんにはリビングで寝てもらうから、3人で暮らそう!」と慌てて取り繕おうとしましたが、義母はまだ状況が理解できていないのか、「女の収入なんてたかが知れてるじゃない。息子の稼ぎで生活させてもらってるのに偉そうに!」と怒鳴りました。

 

さらに義母は「息子からは、あなたは小さな診療所でパートをしているだけで、家計は全部息子が支えていると聞いているわよ!」と言い放ったのです。義母の言葉に、私は耳を疑いました。夫が私の仕事や収入について、義母にうそをついていたのではないかと思ったのです。

 

「私はお義母さんに総合病院の常勤医だと何度も説明したけど……あなた、お義母さんになんて話していたの?」

 

私が問い詰めると、夫はしばらく黙り込んだあと、「母さんには、お前は診療所でパートをしていて、俺が家計を支えているって……」と小声で認めました。義母は絶句。夫も、自分のうそがばれたとわかり、顔面蒼白になりました。

 

その後も弁護士を通じて話し合いを何度か続け、最終的に夫は離婚に応じました。夫と義母は私のマンションから退去し、2人で古い賃貸アパートへと引っ越していきました。離婚成立後、私はマンションを売却。現在は職場の近くにマンションを借り、穏やかな日々を送っています。

 

◇ ◇ ◇

 

妻に相談もなく義母との同居を決め、夜勤明けの妻から寝室まで奪った夫。さらに、義母に妻の仕事や収入についてうそをついていたとは、あまりにも身勝手な行動ですよね。親を大切に思う気持ちは理解できますが、だからといってパートナーの生活や気持ちを犠牲にしてよいわけではありません。

 

夫婦であっても、お互いの仕事や生活を尊重し、重要なことは十分に話し合って決めるべきではないでしょうか。家族との同居など、生活に大きく関わる問題に直面したときこそ、一方的に我慢するのではなく、自分の意思をしっかり伝え、納得できる選択をしたいですね。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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