

布団を汚すと弁償!?
高校2年生の秋、ずっと楽しみにしていた修学旅行の日程と生理予定日が重なってしまいました。
せっかくの修学旅行なのに生理と重なるのは気が重く、長時間の移動や旅館での宿泊中に経血が漏れてしまわないかという心配もありました。
そんな出発前、女性教師がこう話したのです。
「生理の人もいると思います。心配な人は、しっかり対策をしてくださいね。旅館の布団を汚してしまうと、弁償になる場合がありますから」
脅すつもりではなかったのだと思いますが、高校生だった私には「弁償」という言葉がとても重く響きました。
女子みんなで考えた作戦
修学旅行と生理が重なるのは、私だけではありませんでした。
「弁償なんて絶対イヤ!」
そう話しながら、私たちは事前に対策会議を開くことに。
介護用のおむつを使う、ピルで生理日をずらすなど、さまざまな案が出ましたが、思春期の私たちにはどちらもハードルが高く感じられました。
そこで友人が教えてくれたのが、「ナプキンの扇貼り」という方法です。
通常のナプキンに加え、おしり側へ数枚のナプキンを少しずつ重ねて貼り、広い範囲をカバーする方法でした。
心配していた経血漏れは…?
そして迎えた修学旅行当日。私は友人に教えてもらった方法を試してみることにしました。
旅行中は友人たちと楽しく過ごしていたものの、長時間の移動中や旅館で寝るときには、やはり経血漏れが気になりました。特に夜は、先生から言われた「弁償」という言葉が頭をよぎり、少し緊張していたのを覚えています。
しかし、翌朝目を覚まして確認すると、幸いにもパジャマや布団は汚れていませんでした。
心配していた経血漏れもなく、ホッとひと安心。その後も大きなトラブルなく、修学旅行を楽しむことができました。
今ではショーツ型ナプキンなど、生理中の経血漏れに備えられる便利なアイテムも増えています。当時は女子高生なりに知恵を出し合って対策を考えていましたが、あのとき友人たちと真剣に話し合った時間も、今では青春の思い出のひとつです。
著者:今西梨沙/30代女性・2023年、2024年に男児を出産。薬剤師資格保有。専門知識を生かして、健康や美容に関する記事を執筆している。サッカー観戦と料理が趣味。
作画:まっふ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年6月)
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