意図がわからず困惑
「そうなんですね……」と答えながらも、私は少し違和感を覚えました。席は空いていて、私たちが荷物を置いたり占領したりしているわけでもありません。「普通に座ればいいのに、どうしてわざわざ声をかけてきたんだろう?」と思っていると、その理由はすぐにわかりました。
どうやら男性は、自分の席の隣に子連れの私たちがいること自体が気に入らなかったようです。「子どもがいるなら、もっと車両の端の席を取るべきでしょう。私は静かに過ごしたいんです」と不満そうに言い始め、さらに「荷物も邪魔なので、全部上の棚に入れてください」と言ってきました。荷物は座席の下に収まっており、ほかの乗客の邪魔にはなっていませんでした。
私は「ご迷惑をおかけしないようにします」と伝えましたが、男性は納得せず、「子どもが泣いたら車掌さんに言いますから」と念を押してきました。幸い、息子はおとなしく過ごしていましたが、私は旅行を楽しむどころではなく、隣の男性のことを気にしながら過ごすことになりました。きちんと指定席を購入しているのに、なぜこちらが責められなければならないのだろうと、なんとも釈然としない気持ちになりました。
公共交通機関では、さまざまな事情を抱えた人が同じ空間を利用します。もちろん周囲への配慮は必要ですが、自分の希望を相手に一方的に押しつけるのは違うと感じました。お互いが気持ち良く過ごせるよう、最低限のルールと相手への思いやりを大切にしたいと思った出来事です。
著者:山田 あい/30代女性・会社員
2歳の息子を育てる母。趣味はパン・お菓子作りで、現在勉強中。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年10月)
※AI生成画像を使用しています
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