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部長の誘いを拒否すると「地方に異動だ!」⇒食堂のおばちゃんに相談した結果…事態が一変!?

直属の上司である部長から、何度もしつこく食事に誘われて困っていた私。やんわり断り続けていたのですが、ある日、はっきりと拒否すると部長の態度が一変しました。さらに、突然異動の話まで持ち上がってしまい……。

しつこく食事に誘ってくる部長

私はある会社の営業企画部で働いています。仕事にもやりがいを感じ、同僚にも恵まれていたのですが、ひとつだけ悩みがありました。それは、直属の上司であるA山部長のことです。

 

部長は既婚者にもかかわらず、何かと私を食事に誘ってくるのです。最初は「この間の仕事、頑張っていたね。今度ごちそうするよ」といった誘いだったので、私もやんわり断っていました。

 

しかし、その後も誘いは続き、次第に「2人でゆっくり食事しよう」「仕事が終わるまで待っているよ」などと言われるように。仕事中も必要以上に距離を詰めてくるため、部長と顔を合わせることが憂うつになっていました。

 

そんな私にとって、ほっとできる場所が社員食堂でした。

 

特に、食堂で働くB子さんという年配の女性は、いつも明るく声をかけてくれる人。ときには「今日はおまけ!」とプリンをつけてくれることもあり、B子さんとの何気ないやり取りが私の楽しみになっていたのです。

 

そんなある日、部長から再び食事に誘われました。

 

何度断っても諦めてもらえないことに限界を感じた私は、「申し訳ありませんが、仕事以外で2人きりになるつもりはありません。今後もお誘いはご遠慮ください」と、はっきり伝えました。

 

すると、部長の表情が一変。

 

「そうか。まあ、そういう態度だと、今後の仕事にも影響するかもしれないぞ」

 

そう言い残して去っていったのです。

 

突然持ち上がった異動の話

それからというもの、部長の態度は明らかに変わりました。

 

それまで任されていた仕事から外されるようになり、しばらくすると突然、「君には地方の部署に行ってもらう」と告げられたのです。

 

驚いて理由を尋ねても、「今の部署より、そっちのほうが向いていると思ってね」と言うだけ。食事の誘いを断ったことへの嫌がらせではないかと思いましたが、部長は仕事上の判断だと言い張ります。

 

その後も部長から異動の話を持ち出され、私は次第に追い詰められていきました。このまま働き続けるくらいなら、いっそ退職したほうがいいのかもしれない……。そんなことまで考えていました。

 

ある日の昼休み、いつものように社員食堂へ行くと、B子さんが「最近、元気がないね。何かあった?」と声をかけてくれました。

 

そのやさしい言葉に、張り詰めていた気持ちが緩み、思わず涙がこぼれました。そして、これまで部長から受けてきたことや、異動の話について打ち明けたのです。

 

食堂のB子さんが突然…

私の話を聞き終えたB子さんは、いつになく真剣な表情になりました。

 

「そんなことがあったの……。それは、きちんと確認してもらわないとね」

 

そう言うと、突然スマホを取り出し、誰かに電話をかけ始めたのです。

 

「もしもし、社長? ちょっと相談したいことがあるんだけど、今から行ってもいい?」

 

なぜB子さんが社長に直接電話をしているのかと驚いていると、B子さんは電話を切り、「ちょっと一緒に来てくれる?」と言いました。戸惑いながらもうなずくと、B子さんは私を社長室へ連れていってくれたのです。

 

社長室に入ると、社長は私たちを迎え入れ、こう切り出しました。

 

「母さんがここに来るなんて珍しいね。それで、相談したいことって?」

 

なんと、B子さんは社長のお母さんだったのです。

 

B子さんはもともと料理が好きで、自分の希望で社員食堂で働いていたそうです。まさかそんなつながりがあったとは、思ってもいませんでした。

 

驚く私に、B子さんはいつものように笑いかけると、「この子が職場で大変な思いをしているみたいなの。まずは話を聞いてあげて」と社長に伝えました。

 

明らかになった部長の行動

私はこれまでの経緯を説明し、部長から送られてきた社内チャットの履歴も見せました。社長は真剣に話を聞き、すぐに人事部に詳しい調査を依頼すると言ってくれたのです。

 

その後、部長が繰り返し私を食事に誘っていたことに加え、断られたあとに担当業務から外していたことが確認されました。さらに、部長が私の勤務態度について事実と異なる報告をし、人事部に異動を働きかけていたことも判明。

 

こうした一連の行動が問題視され、部長は降格となり、別の部署へ異動することに。もちろん、私の異動の話も撤回されました。

 

その後、私は以前のように安心して仕事に取り組めるようになりました。

 

後日、B子さんに改めてお礼を伝えると、「私は話を聞いただけよ。あなたがちゃんと話してくれたから、わかったことなんだから」と笑い、「ほら、今日はプリンもつけちゃう!」と、いつものようにおまけをしてくれました。

 

社長のお母さんだと知った今でも、B子さんは私にとって、気さくでやさしい食堂のB子さんのまま。

 

あの日、B子さんに話を聞いてもらえたことで、退職せずに済みました。これからは仕事で理不尽なことがあったとき、ひとりで抱え込まず、周囲に相談しようと思っています。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 

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ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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