冷蔵庫と洗濯機が入らない!?
新婚生活を始めるため、新居へ引っ越したときのことです。
冷蔵庫や洗濯機などの大型家電については、設置するスペースに収まるか事前にサイズを測っていました。そのため、搬入も問題なくできると思っていたのです。
ところが当日、業者の方から思いがけないことを告げられました。
「このままだと搬入できません」
原因は、家電そのもののサイズではなく、玄関までの搬入経路でした。玄関前に数段の階段があり、冷蔵庫と洗濯機を通常の方法で運び入れることが難しかったのです。
設置場所ばかり気にしていた私たちは、搬入経路まできちんと確認できていませんでした。
さらに、家電を運び入れるには、吊り上げによる搬入作業を手配する必要があることが判明。しかし、そんなことになるとは想像もしておらず、もちろん事前の予約もしていません。
しかも、引っ越したのは年末。すぐに追加の手配をすることができず、実際に冷蔵庫と洗濯機を新居へ入れられたのは、年が明けてからしばらくたったころでした。
約1カ月、コインランドリー生活に
こうして、新婚生活はまさかの冷蔵庫も洗濯機もない状態でスタートしました。
洗濯物がたまるたびにコインランドリーへ通い、食事も保存が必要なものはできるだけ避け、その日に食べ切れる分を買う生活です。
「新居での生活、もっと快適なはずだったのに……」
夫とそんな話をしながら、何度もコインランドリーへ足を運びました。家電を使えない不便さだけでなく、外食やコインランドリーなど、予定していなかった出費が重なったのも痛手でした。
ようやく冷蔵庫と洗濯機が設置されたときには、普段当たり前のように使っていた家電のありがたさを実感したほどです。
今回の経験で、大型家電を搬入するときは、設置場所のサイズだけでなく、玄関までの通路や階段など、搬入経路まで確認しておくことが大切なのだと実感しました。
夫とは今でも、「もし大型家電を買い替えることがあったら、最初に搬入方法を確認しようね」と話しています。新婚早々大変な思いをしましたが、今では引っ越し時の忘れられない出来事のひとつです。
著者:手島はるか/30代女性・会社員。夫と暮らしながら、マイホームの返済に奮闘中。
イラスト:マメ美
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年9月)
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