不穏な家庭環境の中、小学生になったリクくん。母・カナエさんの勢いは止まらず、撮影禁止の学校でも動画を撮ってSNSに投稿し、保護者間で大問題に発展します。しかし、周囲の保護者から冷ややかな視線を向けられても、カナエさんはまったく気に留めません。
やがて保護者間の悪評は子どもたちの耳にも届き、ついにリクくんがクラスメイトからからかわれる事態に……。
「動画の撮影をやめて、投稿も消して」と懇願するリクくんに、カナエさんは「みんな嫉妬しているだけ」と聞く耳を持ちません。父・ハルキさんに助けを求めようとするも真剣に取り合ってもらえず、リクくんのSOSは誰にも届きませんでした。
そのころ、ハルキさんの会社ではとある赤ちゃんのSNSが話題に。夢中になって投稿を追うパート社員たちからアカウントを見せられ、ハルキさんは苦笑い……。
そんなパート社員を見て、新人社員の松川さんは「子どものプライベートを勝手に晒すのは毒親だ」と苦言を呈します。しかし、パート社員は「別にいいじゃないの」と笑い飛ばします。
SNSに沼るパート社員 VS ネットの怖さを知る若手社員



















SNS投稿の危険性や海外での訴訟事例を挙げて必死に訴える松川さん。しかし、パート社員たちにはまったく響かず、最後は「考えすぎ」と一蹴されてしまいます。
気まずい空気のなか、ハルキさんがそっとフォローの声をかけると、松川さんは子どものころのトラウマを語り出します。実は彼女自身、かつて母親に写真や私物を勝手にSNSへ投稿され、抗議しても「かわいいから」と聞き入れてもらえなかった過去があったのです。
◇ ◇ ◇
「わが子のかわいい瞬間をSNSで共有する」というのは、育児の楽しみや励みのひとつかもしれません。一方で、SNSを楽しむ際は子どものプライバシーを守り、将来どう感じるかまで考えることが大切です。
しっかりリスクに気を配りながら、素敵な思い出を残していきたいですね。
ねこじま いもみ