親戚の前で得意げに話す義母
義母は孫が大好きで、「顔が見たいから」と毎週末のように、連絡もなくわが家へやって来るようになりました。しかも、一度来ると朝から夕方まで帰りません。せっかくの休日なのに家族3人でゆっくり過ごせず、私はすっかり疲れ切っていました。
夫からも「週末は予定がある日もあるから、来る前に連絡してほしい」と何度か伝えてもらいましたが、義母は「孫に会うだけなんだからいいじゃない」と聞き入れてくれません。
そんなある日、親戚が集まる法事でのことです。義母が親戚たちに向かって、得意げに話し始めました。「最近は毎週末、孫の顔を見に行ってあげてるのよ。やっぱりおばあちゃんが会いに行くと喜ぶからね〜」
私は心の中で「こっちは毎週大変なのに……」と思いましたが、その場では何も言えませんでした。ところが、隣で話を聞いていた4歳の息子が、大きな声でこう言ったのです。
義母から驚きの一言が
「でもママ、ばあばが毎週来るから疲れちゃうって、いつもパパに言ってるよ!」
「えっ!?」思いがけない息子の発言に、私は思わず固まってしまいました。親戚たちも一瞬静まり返り、義母は顔を真っ赤にして絶句。すると夫が、「母さん、前から言ってるけど、たまには家族だけで週末を過ごしたいんだよ。来るときは先に連絡してほしい」と改めて伝えてくれました。
義母は少し考え込んだあと、「そんなに負担をかけていたのね……何度も言ってくれていたのに、ごめんなさい」と謝ってくれたのです。私も「いえ、私も直接お伝えできず、すみませんでした。息子の前で愚痴をこぼしてしまったことも反省しています」と伝えました。
義母は「これからはちゃんと連絡するわね」と約束してくれ、それ以降、連絡なしでの訪問はなくなりました。
息子に悪気はなく、家で聞いたことをそのまま話しただけだったのでしょう。親戚の前で本音が明かされたときは焦りましたが、結果的にお互いの気持ちを伝え合うきっかけになりました。
義母が孫を大切に思ってくれるのはありがたいことです。これからは不満をため込まず、直接気持ちを伝えながら、無理のない関係を築いていきたいと思います。
◇ ◇ ◇
孫に会いたいという祖父母の気持ちはうれしいものですが、連絡のない訪問が続くと負担になることもありますよね。また、子どもは聞いていないようで、大人の会話をよく聞いているもの。本人のいないところでの何気ない発言にも気をつけたいですね。不満をため込まず、お互いの気持ちを直接伝え合い、思いやりのある関係を築いていきたいものです。
著者:佐々木 恵美/30代女性/4歳の男の子を育てるママです。夫と息子の3人暮らし。休日は家族で公園や児童館に出かけています。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年10月)
※AI生成画像を使用しています
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