結婚前はとてもやさしかった夫ですが、結婚後はまるで別人。家事のすべてにダメ出しをしてくるようになりました。そもそも、家にいてほしいと言ったのは夫なのに……。こんなことなら、働きに出ればよかったと後悔する日々です。
私が少しでも反論すると、夫は「離婚してもいいんだぞ」と脅してくるため、話し合いにもなりません。それどころか、夫自身も署名した離婚届を突きつけられ、私も記入するよう強要されてしまいました。それ以来、夫はことあるごとに離婚届をちらつかせ、「いつでも出せるんだぞ」と脅してくるのです。
「見舞いに来い!」身勝手な夫に下した決断
ある日、夫が交通事故で入院することに。運転中に事故を起こして骨折し、病院のベッドから動けない状態になってしまったのです。義母に病院へ行ってもらったのですが、夫は私にも連絡してきて、世話をしろとうるさく言ってきます。
見舞いに来なければ離婚すると、またしてもいつもの脅し文句。「本当に離婚していいのね?」と確認すると、夫は「ああ、いいぞ! あの離婚届を出せばいいだろ!」と言い放ちました。しかし、夫に何を言われても、私は病院へ行くつもりはありません。なぜなら、夫は不倫相手とドライブしている最中に事故を起こしたからです。
夫は不倫したことを悪いとも思っておらず、周囲への体裁ばかり気にしている様子。
「早く見舞いに来い! だらしない嫁だと思われるぞ」
不倫相手の女性も入院している病院に、平気で私を呼びつける夫。馬鹿にするのもいい加減にしてほしいものです。
事故をきっかけに夫の不倫を知り、私の中で張り詰めていた糸がぷつんと切れました。そして、ある大きな決断をしたのです。
「もう離婚しているから、嫁じゃないよ」
「は?」
夫が自ら離婚に同意したこともあり、私は弁護士に相談。必要な確認を済ませたうえで、離婚届を提出しました。ところが、離婚したことを知った夫は大慌て。まさか私が本当に離婚するとは思っていなかったようです。
「復縁したい!」元夫が必死にすがるワケ
結婚していたころ、元夫は何かにつけて「離婚」を持ち出し、私を脅してはどんどんつけあがっていきました。しかし、実際に離婚した今、私は清々しい気持ちでいっぱいです。元夫と不倫相手の女性から慰謝料を支払ってもらえれば、それで十分。
ところが、そんな私の気持ちとは裏腹に、元夫はしつこく復縁を迫ってきました。どれだけ謝られても許すつもりはありませんし、今さら甘い言葉をささやかれても気持ちが悪いだけ。しまいには「不倫は一時的な気の迷いだからセーフ」などと、訳のわからない言い訳まで始めたのです。
実は、元夫は不倫相手の女性から結婚を迫られているのだとか。事故を起こしたのは元夫なので、責任を取って結婚してほしいと言われているそうです。しかし、元夫はどうしても再婚したくないらしく、必死に拒んでいるようでした。
不倫相手と再婚した元夫のその後は…
私は慰謝料を受け取ったあと、元夫の連絡先をブロック。これでもう嫌な思いをせずに済みます。慰謝料の支払いにあたっては、義両親も力を貸してくれました。本当に感謝しています。
その後、元夫は不倫相手の女性と再婚。今ではすっかり尻に敷かれていると、風のうわさで聞きました。一方、私は再就職し、新たな生活をスタート。何より、あんな夫と別れられただけでもよかったと思っています。これからは過去にとらわれず、前向きに生きていきたいです。
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夫の身勝手な言動に耐え続けてきた妻。何かあるたびに離婚をちらつかせ、相手を思い通りに動かそうとするのは、決して許されることではありませんよね。夫婦は本来、対等な立場であり、お互いを尊重し合うべき存在です。相手の言動に傷ついたときは、ひとりで抱え込まず、周囲の人や専門家に相談することも考えたいですね。
【取材時期:2026年10月】
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。