引っ越し初日、浴室から夫の叫び声
その日は朝から引っ越し作業に追われ、夫も私も疲れていました。ようやく荷物運びが落ち着いたころ、「先にシャワー浴びてくるね」と浴室へ向かった夫。
真冬の寒い日でしたが、重い荷物を運んだ夫は汗ばんでいた様子。私も「ゆっくり入ってきて」と見送ったのですが、その直後……。
「うわっ! お湯が出ないよ!」
浴室から夫の慌てた声が聞こえてきました。
確認してみると、たしかにお湯が出ません。給湯器を見ると赤いエラーランプが点灯しており、何らかの不具合が起きているようでした。
新生活初日からお湯が使えないとは思っておらず、私たちは途方に暮れてしまいました。
まさか2週間もお湯なし生活に
すぐに管理会社へ連絡したものの、「大家さんに確認してください」と言われました。そこで大家さんにも連絡すると、今度は「管理会社に任せているので、そちらに聞いてください」との返答が。
どちらに相談すればいいのかわからず、私たちはますます困惑してしまいました。
その後、修理の手配をしてもらえましたが、実際にお湯が使えるようになったのは入居から約2週間後。
それまでの間は、夫と一緒に近くの大衆浴場へ通うことになりました。
真冬だったので、自宅でお風呂に入れない生活はなかなか大変でした。それでも、お風呂上がりに2人で牛乳を飲んだり、「今日も銭湯だね」と笑ったりする時間は、意外と楽しいものでした。
結婚を機に始まった新生活でしたが、まさか初日からお湯が出ないとは思ってもいませんでした。当時は大変でしたが、夫と一緒に大衆浴場へ通った日々も、今では新婚時代の思い出のひとつになっています。
著者:山田あい/30代女性・会社員。2歳の息子を育てる母。
イラスト:マメ美
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年9月)
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