今回は、2026年9月生まれの男の子3,720名に名付けられていた、人気の「古風レトロネーム」のよみをご紹介します。
1位 なぎ
2026年9月生まれの男の子の「古風レトロネーム」よみランキング1位は「なぎ」。年間よみランキングでは2024年16位、2025年19位と、近年高い人気を保っています。2026年8月の月間よみランキングでは4位でした。実際の名付けでは「凪」「凪希」「梛葵」などが見られました。
「凪」は、風が止み、波が静まる状態を表す漢字です。「梛」は常緑樹のナギを表し、同じ「なぎ」という響きでも水辺や植物など異なる自然を連想させます。「穏やかな心を持ち、周囲との調和を大切にしながら歩んでほしい」という思いが込められていると考えられます。
2位 そうた
2位は「そうた」。年間よみランキングでは2024年8位、2025年9位と、近年高い人気を保っています。2026年8月の月間よみランキングでは19位でした。「〜た」で終わる「た止めネーム」は、古風で凛とした響きとたくましさを兼ね備え、昔から男の子の名付けで親しまれている定番の形式です。実際の名付けでは「颯太」「颯汰」「湊太」などが見られました。
「颯」は風が吹く様子を表し、きびきびとした印象を持つ漢字です。「太」は大きさやたくましさを連想させます。また、「湊」は船や人が集まる港を表す漢字です。「行動力を持ってたくましく成長してほしい」「多くの人との縁に恵まれてほしい」といった願いがうかがえます。
3位 なつき
3位は「なつき」。年間よみランキングでは2024年59位から2025年33位へと大きく順位を上げています。2026年8月の月間よみランキングでは7位でした。実際の名付けでは「梛月」「夏樹」「那月」などが見られました。
「樹」は木を表し、自然や成長を連想させる漢字です。また、「梛月」「那月」のように「月」を取り入れた表記も見られました。お月見の時季を迎える9月に、「月」を用いた「ムーンネーム」が名付けられていた点にも、9月らしさが感じられます。「穏やかさを大切にしながら、着実に成長してほしい」という願いが感じられます。
4位 いおり
4位は「いおり」。年間よみランキングでは2024年38位、2025年34位と順位を上げています。2026年8月の月間よみランキングでは54位でした。実際の名付けでは「伊織」「一織」などが見られました。
「いおり」は、古くから日本で人名として親しまれてきた、和の趣を感じさせる響きです。「織」は糸を組み合わせて布を作ることを表し、物事を丁寧に積み重ねていく姿も連想させます。「さまざまな経験や人とのつながりを大切にしながら、自分の人生を築いてほしい」という思いが込められているようです。
5位 あおい
5位は「あおい」。年間よみランキングでは2024年12位、2025年17位と、近年も上位に入る人気のよみです。2026年8月の月間よみランキングでは14位でした。実際の名付けでは「葵」「蒼生」などが見られました。
「葵」は植物を表し、古くから家紋などにも用いられてきた漢字です。「蒼」は深い青や青緑色を、「生」は生きることや生命を表します。「あおい」は男女どちらにも用いられるジェンダーレスな響きでもあり、日本らしい趣と現代的な印象を併せ持つよみです。
6位 なぎと
6位は「なぎと」。年間よみランキングでは2024年46位、2025年43位と、安定した人気があります。2026年8月の月間よみランキングでは45位でした。実際の名付けでは「凪翔」「梛斗」「凪叶」などが見られました。
「翔」は羽ばたくこと、「叶」は願いが実現することを連想させる漢字です。穏やかさを感じさせる「なぎ」という響きに、「翔」「斗」「叶」を組み合わせることで、前へ進む力や未来への願いを重ねた名前となっています。
7位 ちはや
7位は「ちはや」。年間よみランキングでは2024年49位から2025年42位へと順位を上げています。2026年8月の月間よみランキングでは29位で、実際の名付けでは「千隼」「千颯」などが見られました。
「ちはや」は、和歌の枕詞「千早振る(ちはやぶる)」を連想させる、古風で和の趣あふれる響きが特徴です。「千」は数の多さや長く続くこと、「隼」は俊敏に飛ぶハヤブサ、「颯」は風が吹く様子を表します。「行動力を持ち、力強く自分の道を進んでほしい」という願いがうかがえます。
8位 そうすけ
8位は「そうすけ」。年間よみランキングでは2024年33位、2025年35位と、近年も上位に入っています。2026年8月の月間よみランキングでは35位でした。実際の名付けでは「湊介」「蒼裕」「壮佑」などが見られました。
「〜すけ」という響きは、古くは武士の名や官職名にも用いられ、時代を超えて受け継がれてきた伝統ある響きです。どこか懐かしく格式高い印象があり、和の趣を強く感じさせます。
「裕」は豊かさやゆとり、「佑」は助けることを意味します。「周囲の人を思いやり、人とのつながりに恵まれた人生を歩んでほしい」という願いが感じられます。
9位 りつ
9位は「りつ」。2024年2025年ともに年間よみランキング28位と、安定した人気があります。2026年8月の月間よみランキングでは30位でした。実際の名付けでは「律」「吏都」などが見られました。
「律」は「規律」「法律」などに使われ、決まりや秩序を表す漢字です。また、音楽の調子やリズムを表す意味もあります。短く端正な響きの中に古風な趣があり、「自分の考えをしっかり持ち、周囲との調和も大切にできる人に成長してほしい」という願いがうかがえます。
10位 やまと ※同順位
10位は「やまと」。年間よみランキングでは2024年68位、2025年69位と、安定した人気があります。2026年8月の月間よみランキングでは71位でした。実際の名付けでは「大和」が見られました。
「大和」は、日本の古い国名としても知られ、日本そのものや日本文化を連想させる言葉です。「大」は大きさや広がり、「和」は調和や人とのつながりを表します。
日本らしさを強く感じさせる古風レトロネームで、「大きな心を持ち、人との和を大切にできる人に成長してほしい」という思いが込められていると考えられます。
10位 なつ ※同順位
同順位10位は「なつ」。年間よみランキングでは2024年TOP100圏外から2025年93位へと順位を上げています。2026年8月の月間よみランキングでは39位でした。実際の名付けでは「永紬」「凪都」「夏紬」「夏」などが見られました。
「夏」は季節そのものを表す漢字です。一方、「紬」は日本の伝統的な織物を意味し、「永紬」「凪都」のように「夏」を使わず「なつ」とよませる表記も見られました。
夏の名残を感じる日も多い9月。「夏」を取り入れた名前とともに、日本らしい「紬」や自然を表す「凪」を用いた表記が見られた点も特徴です。
▼2026年9月生まれの男の子の「古風レトロネーム」よみランキングでは、「なつき」の「梛月」「那月」のように「月」を取り入れた「ムーンネーム」が見られました。また、「なつ」のように夏の余韻を感じさせるよみもランクイン。夏から秋へと移り変わる9月ならではの名付けの傾向もうかがえます。
日本らしい響きや伝統を大切にしながら、現代の名付けにもなじむ「古風レトロネーム」。男の子の名付けでも、引き続き人気を集めていることがうかがえます。
photo:@wingru_1226さん(べビカレメイト)
<調査概要>
調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方
調査期間:2026年9月1日(火)〜2026年9月25日(金)
回答件数:3,720件(男の子)