脱衣所で動けなくなってしまい…
その日は彼と旅行を楽しみ、宿に戻ってから私はひとりでお風呂へ入りました。
入浴中、おなかに痛みが。生理予定日はまだ先でしたが、生理がきたときのおなかの痛みのよう。このときはまだ我慢できる程度の痛みだったため、入浴を済ませてから、トイレに行こうと思っていました。
しかし、お風呂から上がったところ、おなかの痛みが強くなり、私は脱衣所で動けなくなってしまったのです。
すると、先にベッドで休んでいた彼が私の様子を見にきました。うずくまっている私を見た彼は驚いた様子。そして次の瞬間、なんと私をひょいっと抱き上げたのです。
そのままベッドまで運ぶと、布団で私を包み、体が冷えないようにしてくれました。
「火事場の馬鹿力だった!」
彼はもともと、がっしりした体格というわけではありません。それだけに、私をひょいっと抱き上げたことにはあとから驚きました。
後日、私は彼に、「よくあのとき、あんなに簡単に運べたね。ありがとう」と伝えました。すると彼は、「俺もびっくりした。火事場の馬鹿力だったんじゃない?」と笑って言ったのです。
あのときは痛みで余裕がありませんでしたが、すぐに駆けつけてくれた彼には本当に助けられました。一方で、あそこまで心配をかけてしまったことには申し訳なさも感じました。
その彼とはその後お別れすることになってしまいましたが、旅行先で具合が悪くなった私を迷わず助けてくれたことは、今でも覚えています。この出来事をきっかけに、外出時の備えや自分の体調について改めて意識するようになりました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:新川ゆみ/20代女性・育児に奮闘中。子どもの笑顔に癒されながら、毎日頑張ってます。
イラスト:マメ美
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年9月)
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