荷物が多くても、指定席なら安心!のはずが……
数年前、新幹線で帰省したときのことです。
その日は荷物が多く重かったため、新幹線では座って過ごせるよう、あらかじめ指定席を予約していました。
「移動中はゆっくりできそう」
そう思って駅に向かったものの、構内では台風の影響でダイヤが大幅に乱れているというアナウンスが流れていました。
不安になった私は、みどりの窓口で予約済みのきっぷを見せました。
「遅れているみたいですが、このきっぷで乗れますか?」
駅員さんからは、列車は遅れているものの、そのきっぷで乗車できると案内がありました。
ひとまず乗れることがわかり、ほっとした私。ホームへ向かい、予約した列車の到着を待ちました。
ところが、到着した新幹線のドアが開くと、思わず立ちすくんでしまいました。
通路もデッキも、人でいっぱい
通路にもデッキにも、大勢の乗客が立っています。
重い荷物を抱え、なんとかデッキに乗り込んだものの、客室の奥へ進めそうにありません。
私は客室の奥を指しながら、デッキに立つ乗客に声をかけました。
「すみません、奥に予約した席があるので、通していただけますか?」
すると、こう返されたのです。
「この混雑じゃ無理だよ」
その一言に気圧され、私はそれ以上何も言えなくなってしまいました。

席までたどり着けず、立ったままの移動に
車内は身動きが取れないほどの混雑で、車掌さんに相談することもできませんでした。
結局、予約した席にはたどり着けず、デッキで立ち続けることに。自分の席がどのような状況なのか、確認することもできないままでした。
「せっかく指定席を予約していたのに……」
荷物を持って立ったままの移動は体にこたえ、悔しさも残りました。
台風による混乱で、多くの人が大変な思いをしていたのだと思います。指定席を予約していても、混雑で席までたどり着けないことがあるのだと知りました。
後から知った、トラブル時の確認の大切さ
後日、新幹線が降車駅に予定より2時間以上遅れて到着した場合、原則として特急料金が払い戻されることを知りました。
「座れなかったことも、列車の遅れも、降車駅で相談すればよかった……」
当時は混雑と疲れで、そこまで気が回りませんでした。次に困ったときは、一人で抱え込まず、車掌さんや駅の係員に相談しようと思います。
※遅延による払い戻しは、原則として特急料金が対象で、運賃は対象外です。条件や手続きは、きっぷの種類や購入方法によって異なるため、利用した鉄道会社や購入先の公式案内をご確認ください。
※AI生成画像を使用しています。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。