真夜中に響く謎の音
そのときは小さめのテントだったので、明るいうちは外で過ごしていた私たち。暗くなってからいよいよテントの中で過ごそうと全員で中に入ると、ときどき、上からボタボタボタという謎の音がしました。はじめは雨が降ってきたのかと思いましたが、どうやら雨ではなさそう。
キャンプに持ってきていたランタンが少なかったため、暗いうちはその正体がわからず、明るくなってからその音の出どころを確かめようということになりました。寝る前に多少ボタボタ音が気になったものの、遊び疲れた私たちはすぐに寝てしまいました。
翌朝、外に出た夫が悲鳴をあげたワケ
朝になり、テントを確かめに外に出た夫から悲鳴が! なんとテントの上には毛虫がびっしりとついていたのです。私たちがテントを立てた場所の真上にあった木は桜の木で、ちょうど毛虫が出る季節。大量の毛虫が桜の木から落ちてテントにくっついていました。ボタボタ音は毛虫がテントに落下する音だったのです。
毛虫が落ちてくるであろうこの木の下はみんなが避けていたため、スペースが空いていたのでした。そんな知識のない私たちは、喜んでこの場所にテントを立ててしまい、朝には毛虫のテントと化していました。
私と夫はまだ幼い息子たちを毛虫に触らせないよう遠ざけ、木の棒を使って必死にテントについた毛虫を追い払うことに。これからはテントを立てる際は、日陰になるからと安易に木の下を選ばず、場所を十分に確認しようと夫と話し合いました。
著者:田中さくら/40代・女性。2013年、2017年生まれの息子たちのママ。バリスタとしてカフェに勤務。キャンプ、おいしいコーヒーの追求、筋トレが趣味。また、自然の中で外ごはんを食べるのが大好き。
イラスト:きりぷち
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています