雨の日に転倒…そこに現れたのは
恥ずかしさと情けなさで呆然としていると、近くを歩いていた小学校低学年くらいの男の子が駆け寄ってきました。「大丈夫? 一緒に拾うよ!」と言い、散らばった荷物を一つずつ拾ってくれたのです。
私は「ありがとう。本当に助かったよ」とお礼を伝えました。すると男の子は「転んだときは、誰かに助けてもらっていいんだよ」と、にっこり笑ってくれました。そのやさしい言葉が胸に響き、思わず涙がこぼれそうになりました。
荷物を拾い終えると、男の子は友だちと一緒に帰っていきました。名前も聞けず、十分にお礼を伝えられたか気になっていましたが、後日、スーパーで偶然再会し、改めて感謝の気持ちを伝えることができました。
この出来事を通して、何気ない親切がこんなにも人の心を温かくするのだと実感しました。人を思いやる気持ちに年齢は関係ないのだと思います。私も困っている人を見かけたら、あの男の子のように迷わず声をかけられる人でありたいです。
◇ ◇ ◇
困っているときや途方に暮れているとき、誰かが手を差し伸べてくれると、それだけで心が救われることがありますよね。男の子のやさしい行動と言葉に、心が温かくなりました。困っている人を見かけたら、自分にできる範囲で、そっと手を差し伸べられるといいですね。
著者:山田あや/30代 女性・主婦。2歳の息子を育てる母。趣味はパンやお菓子作りで、現在勉強中。
イラスト:ホッター
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年10月)
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