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夫「うちの子として育てる!」不倫相手との子を引き取ると宣言→「じゃあ稼がないとね!」了承したワケ

私は32歳の正社員です。同い年の夫は仕事が続かず、転職を繰り返した末、現在はアルバイトとして働いています。家計を支えているのは私ですが、家にいる時間が長い夫が家事をすることはほとんどなく、帰宅後や週末の家事に追われる私の負担は限界に達していました。

そんなある日、夫の不倫が発覚しました。夫名義のクレジットカードの請求額が急増しており、明細を確認すると、アクセサリー店やレストランでの高額な支払いが並んでいたのです。問い詰めると、夫はあっさりと不倫を認めました。

 

「ただの遊びだよ。もうしないから信じてくれ」と軽く言う夫に、私は「すぐに相手と別れること」を条件に出しました。しかし翌日、夫は歯切れ悪く「すぐには別れられないかもしれない」と言い出したのです。

 

なんと、不倫相手はすでに妊娠7カ月でした。出産まであと数カ月だというのに、子どもを認知するかどうかも、今後の養育についても決めていない夫に、私は頭が痛くなりました。

 

 

「うちの子として育てる」

その後、「しっかり考えて答えを出す」と言った夫ですが、数日後にとんでもない提案をしてきました。

 

「浮気相手の子を認知する! 俺の子なんだから。それに、認知するだけじゃなくて、うちで育てるつもりだ。向こうは経済的に余裕がないし、うちのほうが安心して育てられるからね!」

 

あまりに身勝手な言い分に絶句しました。夫によると、不倫相手は経済的に余裕がなく、ひとりで子どもを育てることに不安を感じているとのこと。そこで不倫相手から、「子どもの面倒を見てくれるなら、あなたとは別れてもいい」と言われ、夫もそれを受け入れたのだそうです。

 

「俺たちには経済力がある」と主張しますが、経済力があるのは夫ではなく私です。これまで家計を支えてきたのにもかかわらず、裏切られた私が、なぜ夫と不倫相手の子どもを養わなければならないのでしょうか。

 

「じゃあ稼がないとね!」

 

私は皮肉を込めて「子どもを引き取るならあなたが稼いで、責任を持って育てなければならない」という意味で言いましたが、夫にはまったく通じていないようで「おう! さんきゅ」と返されました。きっと夫は、私の経済力をあてにしている上に、育児も丸投げするつもりなのでしょう……。

 

結婚して5年、私たち夫婦には子どもがいませんでした。夫は「これは神さまからいただいたチャンスだ! この機会を逃す手はない! 親になる覚悟を決めた」と言い、「俺に似た子が生まれてくるからかわいいぞ」とひとりで盛り上がっていました。

 

私の気持ちなど少しも考えていない夫の姿を見て、私は静かに離婚を決意しました。

 

 

水面下で進めた離婚準備

夫は「ベビーベッドとかいろいろ買いそろえなきゃな! 物置にしている部屋を子ども部屋にしよう! あ、気が早いか! 赤ちゃんのうちは手がかかるよな。俺、シフト減らしていい?」と聞いてきました。

 

私は、反論する気にすらなれず「うん、いいよ。好きにして」と答えました。夫は「さすが俺の嫁だ!」と喜んでいましたが、私は「養う」とも「一緒に育てる」ともひと言も言っていません。

 

そこから私は水面下で行動を開始しました。弁護士に相談して不倫の証拠を整理して保存し、離婚条件をまとめた協議書案と慰謝料請求書を用意しました。夫が不倫相手との間で認知や親権の話し合いを能天気に進めている間に、私は実家へ荷物を少しずつ運び出しました。

 

そして数カ月後、不倫相手は無事に出産。夫は子どもを認知し、不倫相手と合意のうえ、夫を親権者とする届出も済ませたそうです。いよいよ子どもを引き取る日が目前に迫ったある日、私はテーブルの上に離婚届と弁護士に作成してもらった書類を置いて、家を出ました。

 

しばらくすると、アルバイトから帰宅した夫から、慌てた様子で電話がかかってきました。「どういうこと!?」と聞く夫に、私は「離婚の件はすべて弁護士を通してください」とだけ告げて電話を切りました。

 

その後、弁護士を通して話し合いを続け、最終的に夫は離婚に同意。無事に離婚が成立し、私は新しい生活をスタートさせました。

 

 

親になる覚悟がなかった夫

それから数カ月後、夫から「助けてくれ」とメッセージが届きました。不倫相手は、子どもを夫に託した後、姿を消し、連絡も取れなくなったとのこと……。夫はひとりでの育児とアルバイトの両立ができず、実家に泣きついたものの、事の顛末を知った両親に激怒され、夫自身の生活費の援助は断られたと言います。

 

「子どもに罪はないから」と両親から子どもへの金銭的援助や育児のサポートは受けられているようですが、夫自身の生活は経済的につらい状況が続いており、別れた私にお金の援助を求めてきたのです。しかし、私には関係のないこと。着信拒否をして縁を切りました。

 

子どもへの愛情があるのなら、できる限り仕事を増やすなどして収入を安定させ、必要な支援も受けながら、責任を持って子どもを育て上げてほしいと思います。私はもう関わることはありませんが、これからは自分の人生を大切に生きていくつもりです。

 

◇ ◇ ◇

 

妻を裏切ったうえ、不倫相手との子どもを引き取り、妻の収入をあてにして育てようとした夫。あまりにも身勝手な考えに、あきれてしまいますね。子どもを育てるということは、経済的にも精神的にも大きな責任を伴うものです。それにもかかわらず、自分の都合だけで物事を決め、その負担を妻に押しつけようとするのは許されません。

 

夫婦であっても、相手の善意や支えを当たり前だと思わず、お互いの気持ちを尊重することが大切です。もしパートナーから理不尽な要求をされたときには、無理に受け入れるのではなく、自分の意思を大切にし、必要に応じて専門家にも相談しながら、自分の幸せを守るための選択をしたいですね。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

※一部にAI生成画像を使用しています。

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ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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