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「俺の金だ!俺が使う」息子の学費500万円を勝手に引き出した夫→使い道に絶句…息子と家を出た結果

私は夫と高校生の息子の3人で暮らしていました。息子の大学進学を2年後に控え、パートで働きながら家計を切り詰め、コツコツと貯金に励んでいました。

浪費家の夫と「節約おばさん」呼ばわり

最近、夫が飲んで帰ってくる頻度が増えていました。「今週で3回目の外飲みだよ。少し減らしてくれない?」と指摘すると、夫は不機嫌そうに「仕事のストレスをお酒で癒やしているだけだ」と言い返してきました。さらに、「家は“節約おばさん”のせいで息が詰まる」と私をばかにする発言まで飛び出しました。

 

その言葉に胸がチクリと痛みました。私が節約について口うるさく言うのは、息子の学費や塾代を確保し、老後の資金も貯めなければならないからです。ここ数年、夫が趣味の車と大型バイクを立て続けにローンで購入したことで、わが家の家計は常に綱渡りの状態でした。私がパートで働いて穴埋めしても、夫の浪費癖には到底追いつきません。

 

それにもかかわらず、夫は「俺が稼いだ金を俺が使って何が悪い?」と開き直り、「お前も働いているとか言ってるけど、所詮パートだろ。誰にでもできる仕事で威張るなよ」と鼻で笑ってきました。

 

私は深呼吸をして、「飲みに行くのは週に1回くらいに減らしてくれない? 私だって外食やお酒を楽しみたいけど、今は息子のために我慢しているの。協力してくれないと、貯蓄なんて無理だから」と冷静に返しました。

 

それでも夫は「男は女と違って金がかかるんだ。俺にルールを押しつけるな」と突っぱね、「これからも飲みに行くし、欲しい物は買う。節約したいならお前ひとりでやれ」と言い捨てて寝室にこもってしまいました。「節約おばさん」という言葉が耳の奥で何度も反響しましたが、息子の将来を考えると、どうしても貯蓄は必要です。私は「絶対に諦めない」と心に誓いました。

 

 

消えた生活費と「投資の才能」

ある日、生活費を管理している口座の残高がほぼゼロになっていることに気づき、思わず膝が震えました。帰宅した夫に確認すると、夫はあっけらかんと「ちょっと拝借しただけだ」と言いました。理由を尋ねても「あとで倍にして返す」としか言いませんでした。しかし私が何度も問い詰めると、ギャンブルではなく「投資」に回したと白状したのです。

 

夫に投資の知識などまったくありません。私が危険性を訴えると、「最近知り合った“投資に詳しい友人”から指南を受けているから大丈夫だ」と強調しました。せめて少額から始めてほしいと頼んでも、夫は「お前も働いているんだから、1カ月分くらい補填できるだろう」と平然とした態度を崩しません。そして、「お前が節約とうるさいから、投資で資金を増やして黙らせたいんだ」と、自分の行動を正当化しました。

 

さらに、夫はその友人から「投資の才能がある」とおだてられたらしく、「俺には経済知識なんかよりセンスがあるんだ」と豪語していました。私は「もう一度よく考えて」と必死に訴えましたが、夫は「必ず倍にして返すから黙って見ていろ」と笑うばかりでした。

 

 

息子の学費500万円の使い込みと決断

数週間後の夕方、息子の教育資金を積み立てていた私名義の口座の通帳を記帳しました。すると、500万円あったはずの残高がほとんどなくなっていたのです。以前、緊急時のために夫に渡していた代理人カードの存在を、私はすっかり失念していました。夫はそのカードを使い、何日もかけてお金を引き出していたのです。

 

慌てて夫に電話をかけると、夫は「学費の貯金500万は投資に回した」と得意げに言いました。

 

「元手が大きくないと稼げないからな」と笑う夫に、私は声を震わせて抗議しました。しかし、夫は「家族の金は俺の金だ! 俺が使って何が悪い?」と軽く受け流し、さらには「文句があるなら離婚だ」と脅してきました。

 

私は信じがたい言葉に驚き「本気で言ってるの?」と言った後、この前持ち出した生活費について確認しました。すると、夫は「あれはなくなった。勉強代だ。でも今回ので取り戻せるから大丈夫だ」と言いました。前回の損失を取り戻そうとして、今度は息子の学費500万円にまで手を出したのです。

 

それでも夫は「すぐに倍になる」と豪語し、「これから泊まりがけの投資の勉強会に参加する。しばらく家には戻らない」と言って一方的に電話を切ってしまいました。

 

私はスマホを握りしめ、全身から力が抜けて床にへたり込みました。しかし、泣いている暇はありません。私はすぐに銀行へ連絡して取引履歴の詳細の発行を依頼し、弁護士への相談予約を入れました。息子の未来と私たちの生活を守るため、覚悟を決めたのです。

 

私は息子に、夫が教育資金を使い込んだことも、離婚を考えていることもすべて話しました。息子はしばらく黙っていましたが、「俺はお母さんと暮らしたい」と、はっきり答えてくれました。

 

 

自業自得の末路

それから約1週間後、私は息子とともに新しく契約した、すぐに入居できるアパートへ引っ越しました。初期費用は独身時代の私個人の貯金と、事情を知った実家からの援助で何とか工面しました。旧居には私物をほとんど残さず、リビングのテーブルの上に、私が署名した離婚届と弁護士の名刺を置いてきました。

 

旧居に戻った夫から慌てた様子で私に電話がありました。私より先に着信に気づいた息子が電話に出て「学費を使い込む父親とは一緒に暮らしたくない」と告げて、私にスマホを渡しました。私は、努めて落ち着いた声で切り出しました。

 

「手っ取り早く結論だけ教えてください。すぐにって言ってましたが、奪った500万円は、もう1000万円になったんですか?」

 

夫はしばらく黙り込み、やがて小さく「ごめん」と漏らしました。話を聞くと、高利回りをうたう投資仲介業者を名乗る人物に500万円を預けたところ、突然連絡が取れなくなったそうです。紹介者だった友人とも音信不通になり、夫はようやく投資詐欺に遭った可能性が高いと気づいたようでした。しかし私は驚きませんでした。何度も危険性を説明し、説得したのに耳を貸さなかった結果です。

 

「そうですか」とだけ返すと、夫は動揺した声で「怒らないのか」と尋ねてきました。

 

「怒りはとうに通り越しました。息子の学費として積み立ててきた500万円を無断で奪った時点で、夫婦の信頼関係は破綻しています」

 

すると夫は「共働きなんだからまた貯められるだろ。息子は奨学金で進学させればいい」と、信じられないほど楽観的で無責任な言葉を並べました。私は改めて決意を固めました。

 

「離婚します。あなたが無断で使い込んだ500万円については、財産分与の際にきちんと清算してもらいます。これまでの暴言や無断で貯金を使い込んだ行為についても、弁護士と相談して慰謝料を請求するつもりです」

 

夫は「お前ひとりで息子を養うのは無理だ」と最後の切り札を出してきましたが、私は「金食い虫がいなくなる分、家計ははるかにラクになります」と冷たく返しました。幸い、以前から職場の上司に正社員登用の話を持ちかけられていました。生活を立て直すためにも、その話を正式に受けることにしました。

 

その後、弁護士を介して話し合いを重ねた結果、夫も離婚に同意しました。共同で親権を持つこともできると知りましたが、私たちは話し合いの末、息子の親権は私が単独で持つことになりました。養育費や使い込んだお金の清算方法についても合意し、必要な手続きを経て協議離婚が成立しました。

 

夫は自慢だった車やバイクをすべて手放しました。売却代金からローンの残債を精算した後、手元に残ったお金などから、取り決めに従って一部を支払いました。私はこれからも無駄遣いをせず、息子と穏やかで堅実な生活を築いていくつもりです。

 

◇ ◇ ◇

 

家族の将来のためにコツコツと貯めてきたお金を、相談もなく投資につぎ込んでしまった夫。ましてや、息子の大切な学費まで使い込むとは、あまりにも無責任な行動でしたね。夫婦で築いた財産を無断で使い込んだ場合、財産分与の際に考慮されることがあり、事情によっては損害賠償請求の対象となる場合もあります。

 

また、貯金を勝手に使う行為は「経済的DV」に当たる場合もあります。一度損なわれた信頼は、簡単に取り戻せるものではありません。もし家族間で金銭トラブルが起きたら、ひとりで抱え込まず、弁護士や配偶者暴力相談支援センターなどに相談し、自分と家族の生活を守るために行動したいですね。

 

配偶者からの経済的DVなどに悩んでいる場合は、ひとりで抱え込まず、専門機関に相談しましょう。

 

・DV相談ナビ:#8008(はれれば)
最寄りの配偶者暴力相談支援センターにつながります。

 

・DV相談+(プラス):0120-279-889
24時間、無料で電話相談を受け付けています。

 

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

※一部にAI生成画像を使用しています。

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ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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