数カ月ぶりに帰宅した多恵子さんは、息子の律郎に「そろそろママ業を引退したい」と本音を打ち明けました。すると律郎は「ママは俺たちの親だけど、パパの母親じゃない」「安心してママ業を引退して」と声をかけます。その頼もしい言葉に多恵子さんは思わず涙しました。
しかし、その後帰宅したパパの態度は相変わらず。多恵子さんが「あなたと同じ家で暮らすのはもう無理」と告げると激怒し、拳を振り上げてしまいます。そこへ萌香と彼氏の真吾さんが帰宅し、パパは慌てて手を下ろしました。
さらに、友人の家から駆けつけた律郎は、パパが平然と食事をしていることに驚きます。空腹だと怒りっぽくなる夫を落ち着かせるため、多恵子さんが食事を勧めたと知り、律郎はあきれ顔。萌香も「今回はマジでパパのこと見損なった!」と怒りをあらわにして……。
言い訳ばかりする夫に痛快な一言














萌香から責められたパパは、「殴っていない。手を上げただけだ」と弁明します。しかし真吾さんは、萌香たちが帰ってこなければ、その手はどこに振り下ろされていたのかと問いかけました。
さらに、母への暴力を疑い始めた萌香に、パパはこれまで一度も手を上げたことはないと反論します。すると多恵子さんは、殴られたことはないと認めつつ、パパが怒るたびに物に当たっていた過去を指摘。洗濯機やストーブを何度も蹴り、壊してしまったこともあったと明かすのでした。
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「殴られたわけではないから大丈夫」と思ってしまう人もいるかもしれません。けれど、怒って物を壊したり、目の前で暴れたりすることも、精神的DVにあたる可能性があります。
たとえ自分が直接たたかれていなくても、「次は自分かもしれない」と怖くなれば、安心して気持ちを伝えられなくなってしまいますよね。けがをしたかどうかだけで判断せず、怖いと感じることが続いているなら、無理に向き合おうとせず、まずは自分の身の安全を優先してください。
内閣府の「DV相談ナビ(#8008)」に電話すると、最寄りの相談窓口につながります。また、「DV相談プラス(0120-279-889)」では、24時間無料で相談を受け付けています。ひとりで抱え込まず、専門の窓口を頼ってくださいね。
紙屋束実