まきが強く男性を嫌悪する原因となったのは、クラス担任を務めていた男性教師——。
小学校低学年だった当時、男女一緒の教室で着替えをしていると担任教師の視線が気になり、その数年後、担任だった教師が女子生徒のスカートの中をのぞいたという疑惑が浮上。教師本人は否定し、警察への通報には至らなかったものの、その話を知ったまきは大きなショックを受けたのです。
それから始まった男性嫌悪は、妊娠をきっかけに肥大化していき…












妊娠をきっかけに、不安がどんどんと大きくなっていったことを思い出しながら、まきは改めて娘を守り抜くことを決意——。
「今日からパパ以外の男の人には近づいちゃダメ」と約束させたのでした。
まきは娘を妊娠したことをきっかけに男性への嫌悪感を強め、女性用トイレに居合わせた5、6歳くらいの男の子に「なんで男が女子トイレにいるの!?」と憤慨。そして、同じく居合わせた女児とおなかの中の娘を重ね、妊娠当時から「絶対に守ってあげるからね」と固く決意していました。まきが娘を守りたいと願う気持ちは、親として自然なものです。
一方、まきが女性用トイレで出くわした男児のお母さんもまた、わが子を守ろうとしていたのではないでしょうか。異性の保護者が同伴していない場合、大人がトイレを利用するときに子どもをひとりで待たせていては、何が起きるかわかりません。「声の聞こえる範囲に子どもをいさせたい」という気持ちも、子を守ろうとする親心と言えます。
同じように子どもの安全を願っていても、立場によって安心できる環境は異なるものです。だからこそ、男の子だからという理由だけで一方的に危険視するのではなく、相手の事情や気持ちにも目を向けたいものですね。
神谷もちさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
神谷もち