来月には義妹の結婚式が控えており、義母からは式で粗相をしないよう、きつく言われています。義妹が裕福な男性と結婚し、一流ホテルで盛大な式を挙げることを自慢する義母。しかし、義妹は打算的な性格ではなく、私にも優しく接してくれます。
義母とは正反対の義祖母
私は週に何度か、夫の祖母である義祖母の家に通っています。以前は義母がお世話をしていたようですが、結婚してからは、なぜか私の役割になってしまいました。
義父の死後、義母は働いておらず、地主である義祖母の援助を受けて生活しているようなもの。それにもかかわらず、義母は義祖母の陰口も言いたい放題。聞いているこちらが嫌になるほどです。
しかし、義祖母は悪く言われるような人ではありません。お世話をする私にいつも感謝の言葉をかけてくれますし、一緒に話していると心が和むのです。
高価な着物にビールを…義母の暴挙
義妹の結婚式当日。披露宴が終わると、私はすぐに着物専門のクリーニング店へ向かいました。なんと、義母にビールをかけられたのです。義母は「アクシデントだった」「それほど汚れていない」と悪びれる様子もありません。しかし、わざとやったことは誰の目にも明らかでした。
夫は私に代わって義母を叱り、義妹もとても心配してくれました。せっかくのハレの日に騒ぎを起こして申し訳なく思いましたが、そもそも原因は義母の態度にあるのです……。
実は、義母は結婚式に出席する際の服装についても、私にあれこれ注文をつけてきました。安っぽいワンピースではなく、見栄えのする着物を着るようにと言うのです。安物の着物も許されず、レンタルするなら一番高いものを選ぶようにと言われ……。
この日着ていた着物は、大切な人から借りたとても高価なものでした。それなのに義母は「あなたが急にこっちに来たから、驚いて手が滑った」と言い訳をしたのです。
100万円超と知り…義母が大慌て!
後日、義母から着物のことを聞かれました。
「着物大丈夫だった?」
「どうせ安物なんでしょ? 捨てちゃえば?」
どうやら義母には、着物の価値がわからなかったようです。
「あれ、義祖母から借りたもので100万超えるんです……」
「え……?」
着物の価値を知った途端、義母は大慌て。シミが残らないかとしつこく聞いてきましたが、幸い、きれいに落とせるとのこと。本当によかったです。
義祖母の前では猫をかぶっている義母ですが、その意地悪な性格は家族みんなが知っています。そこで、今回の出来事も包み隠さず義祖母に伝えました。すると、それを知った義母は逆上。「今すぐおばあちゃんのところへ行って、あの話は嘘だったって伝えてきなさい!さもないと、あなたたち夫婦を離婚させるわよ!」と怒りだしたのです。あまりに理不尽な要求に困り果ててしまいましたが……。
義祖母が援助を打ち切り…義母の末路
悩みましたが、今回の一件でようやく気づきました。そもそも、義母に認めてもらう必要などなかったのだと――。
義祖母は義母を甘やかすのをやめ、援助を打ち切ったそうです。着物の件が原因だと思った義母は必死に謝ってきましたが、時すでに遅し……。私に謝ったところで、義祖母の気持ちは変わらないはずです。
義母は私に口添えをしてほしいと何度も頼んできましたが、私はもう義母とは関わらないと決めています。夫も義妹も同じ気持ちで、義母と縁を切ることを選びました。
私はようやく義母との関係に悩まされることがなくなり、以前よりも笑顔で過ごせるようになりました。これからも、この穏やかで幸せな暮らしを大切にしていきたいと思います。
◇ ◇ ◇
家族だからといって、理不尽な扱いを我慢し続ける必要はありません。自分の心を守るためにも、ときには距離を置くことが必要なのかもしれませんね。
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
※一部にAI生成画像を使用しています。