何度も「本当にいいの?」と聞いたのに
実は、私はペーパードライバー。もう6年ほど車を運転していませんでした。「本当にいいんだね? ずっと運転してないんだよ?」何度も念を押しましたが、夫は聞き入れてくれず、結局、迎えに行くことになりました。
久しぶりの運転に緊張しながら、なんとか駅近くの駐車場に到着。車を前向きに停めて夫を待っていると、ほろ酔いで上機嫌な夫と友人が乗り込んできました。
ところが、駐車場から出ようとバックした瞬間、アクセル操作がうまくいかず、車が勢いよく後退!「うわっ!」それまで楽しそうに話していた夫と友人は、一瞬で無言に。バックミラーをチラりと見ると、2人は青ざめている様子でした。
その後も、慣れない運転でブレーキやアクセルの操作がぎこちなく、信号のたびに車がガクンと揺れてしまいます。車内はすっかり静まり返っていました。
帰り道、夫が放ったひと言に
なんとか友人を送り届けると、夫がぼそっと言いました。「もう少し運転、なんとかならないの?」「だから、ずっと運転してないって言ったのに……!」そう思いましたが、あきれて返事をする気にもなれませんでした。
幸い事故にはなりませんでしたが、私自身も怖い思いをし、無理に運転を引き受けるべきではなかったと反省しています。一方、夫も相当怖かったのか、それ以来、飲み会帰りの送迎を頼んでくることはなくなりました。
今回の経験から、無理なお願いはきっぱり断ること、そして相手が不安を感じているときは、その気持ちを軽く考えないことが大切だと実感しました。
◇ ◇ ◇
事故にならなくて本当によかったです。長期間運転していない状態で、突然家族や友人を乗せて運転するのは、自分だけでなく同乗者や周囲の人の安全にも関わるため、注意が必要です。
運転に不安がある場合は無理をせず、タクシーや公共交通機関などを利用することも大切です。また、運転を再開したい場合は、教習所などで実施されているペーパードライバー講習を利用し、まずは日中の明るい時間帯に、安全な環境で練習するのもよいでしょう。
親しい間柄であっても、相手が不安を感じているときは、その気持ちを尊重し、無理なお願いをしないよう心がけたいですね。
著者:田中 美奈/30代女性/6歳の男の子と3歳の女の子を育てながら、週4日パート勤務をしています。家事と仕事に追われる毎日ですが、子どもたちとの時間を大切にしています。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年10月)
※一部にAI生成画像を使用しています
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