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6月になったら!食中毒を予防する5つのポイント

 

こんにちは、離乳食インストラクターの中田馨です。6月になると梅雨の季節がやってきますね。洗濯物も部屋干しが多くなりなんだかスッキリしない梅雨の時期。食事の面でも気になることがあります。それは「食中毒」。今日は食中毒を起こさないために、食中毒を予防するポイントのお話しをしたいと思います。

 

食中毒の原因は?

食中毒の原因は何でしょう?食中毒は細菌とウイルスにより発生します。ここで食中毒に関して知っておきたい2つのことをお伝えします。

 

・食中毒は家庭でも発生する

食中毒は外食で発生するようなイメージがあるかもしれませんが家庭でも発生します。

 

・1年中起こる可能性がある

「食中毒=梅雨」とは限りません。現代は部屋の室温が1年を通して快適なので、1年中起こる可能性があると言われています。

 

 

 

 

 

食中毒を起こさないための5つのポイント

細菌やウイルスをつけない

手、食器、調理器具などに細菌やウイルスをつけないようにしましょう。手はきれいに洗い消毒をすること。食器、調理器具もきれいに洗いましょう。まな板・包丁は赤ちゃん用を用意するのもおすすめです。また、煮沸消毒、熱湯消毒、薬品消毒など、調理器具に合わせて消毒するとさらに安心です。消毒したあとに大切なことは、しっかりと乾燥させること。水分が残ったまま、棚に収納すると、そこで菌が繁殖することもあります。

 

安全に保存する

買ってきた食材で冷蔵保存が必要なものは、すぐに冷蔵庫に入れましょう。スーパーからの道中が心配な場合は、保冷バッグを持っていると安心ですね。

 

加熱する

離乳食はすべての食材を加熱させるのが基本ですが、温度と加熱時間に注意してみましょう。中心部の温度が1分間75度以上加熱することでほとんどの細菌が死滅すると言われています。お家に100度まで測れる温度計がないと思いますので、家庭では、<沸騰後1分以上そのままに>を目安にしてみてくださいね。

 

賞味期限の確認

大人なら少しくらいの賞味期限切れは大丈夫かな?と使ってしまうこともあるかもしれませんが、赤ちゃんには新鮮な食材を与えるように心がけてくださいね。

 

残った食品は清潔に保存し、早めに食べる

残った離乳食は冷蔵保存しましましょう。冷蔵保存した離乳食は食べる時に再加熱します。冷蔵庫なら2日。冷凍庫なら1週間を目安に食べ切るようにすると安心です。食べ残しの離乳食はママが食べるか処分して、赤ちゃんにもう一度与えないようにしましょうね。

 

 

 

赤ちゃんは大人よりも細菌に弱いです。大人ならお腹が痛いだけで済んだとしても、赤ちゃんは命に係わることがあります。食べるかどうか悩んだ時は、もったいないと思わずに捨てる勇気を持つことも大切だと思いますよ。

 


保育士で家庭的保育所経営。一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表。関東と関西中心に、離乳食インストラクター養成講座やママ向けに離乳食講義・料理教室を開催中。「かおりの“和の離乳食レシピ”blog」では1500以上の離乳食レシピを掲載中。

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