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●●が新生児の頭くらいの大きさに!?生理中の恥ずかしい体験で病気判明

女性にとって大きな決断を迫られる「子宮全摘手術」。異変に気付きながらも婦人科受診をしなかったために起きた生理にまつわる恥ずかしい体験と、手術をするまでになったお話を紹介しています。

●●が新生児の頭くらいの大きさに!?生理中の恥ずかしい体験で病気判明

 

私は毎月大きくズレることなく、生理を迎えていました。きちんとサイクルが整っていたおかげなのか、27歳のときに結婚してからすぐに長男を授かることができ、2年後には次男を授かり出産しました。そんな私が38歳のとき、あることがキッカケで婦人科を受診することになったエピソードをお伝えします。

 

職業柄なかなかトイレにいけない

下の子がある程度手がかからなくなったタイミングで、フルタイム勤務を決めた私。アパレルメーカーのショップスタッフとして勤務していました。

 

お客様対応が最優先なので、どうしてもトイレに行くタイミングが難しく、生理の多い日は夜用ナプキンを2枚重ねていたくらいです。いつも心配なのは、やはりモレのことでした。

 

心配事が的中した!!

その日も朝から量が多くて心配だったので、ナプキン2枚重ねで準備も万全にしていました。しかしちょうどセール期間で、朝からトイレに行くタイミングがない!! 嫌な予感は的中……。

 

店内にいた女性のお客様が近寄ってきて「あなた、洋服からモレているわよ」と耳打ちされました。気まずいし、恥ずかしいし、なんとも言えない気持ちになりました。

 

このできごとで婦人科受診に!!

幸いにも勤務先はアパレルメーカーのショップなので、目の前には洋服が! 同じビル内には下着屋もあります。もちろんソッコーで着替えを購入し、事なきを得ました。

 

このことがキッカケで、婦人科を受診。診断は「子宮筋腫」。「大きさは新生児の頭くらい」と医師から告げられ、「こんなに大きくなるまで育てずにもっと早くに受診しなさいよ」と苦笑されてしまいました。

 

自分にとって大きな決断をすることに

私の場合、経血の量が多くて日常生活に支障があったことや、子宮筋腫の大きさからして子宮全摘手術が一番の治療方法とのこと。夫と相談して「もう子どもは望まない」と決め、全摘することになりました。

 

そして、診断から2週間後に子宮全摘手術を受けました。手術が無事に終わり、麻酔から覚めて夫と子どもたちの顔を見て安心したことは、今でも覚えています。

 

 

幸いにも卵巣は2つ共に残せたので更年期が早まることはなく、毎月の生理による不快な症状もなくなり、煩わしい生理から解放されました。今思うと恥ずかしい体験でしたが、いい思い出です。自分の体の中は自分では見えないので、体から送られるサインを見逃してはいけないと教訓になりました。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 


著者:岩田ちほ

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