高校生のときにやらかしてしまった恥ずかしい体験談です。人生のなかでだれにも打ち明けたことがないナプキンに救われた話です。
山道を帰宅中、突然の尿意! 尿意! 尿意!
当時16歳。田舎暮らしだったので、家から高校までは自転車で片道40分ほどかけて通学していました。朝、家族に送ってもらっていたため、帰りは歩いて帰った日のことです。
ド田舎なので田んぼと畑、山の中を抜けて歩いており、コンビニなどのお店はありませんでした。そして、20分程歩いたころ、尿意が襲ってきました。まずいなと思いましたが歩いているおかげで気は紛れ、なんとかなるかと思いました。が、どんどん押し寄せてくる尿意。紛れなくなってきた尿意。頭は尿意でいっぱいでした。
野ションしてしまおうか……。でも、私はもう16歳。そんなことはできないと気持ちを強く持ちながら、山道をひたすら歩きました。
人生最高速度の早歩きで帰ったのにダム決壊!
早く家に着きたかったので途中走ってみましたが、走った振動でより尿意が強くなって我慢ができなさそうだったので走るのはあきらめ、人生最高速度の早歩きで帰りました。これが競歩大会だったら世界記録で優勝だったのではないかと思うくらいです(笑)。
ついに家が見えてきた! もうすぐトイレに行ける! そう思って少し安堵してしまいました。その瞬間、我慢していたダムが決壊し、おしっこが出てしまいました。
ナプキンのおかげでバレずに処理!
しかし、このときはちょうど生理の終わりかけだったのです! ナプキンをしていたおかげでパンツにおしっこが染みることなく、誰にもバレず処理することができました。すごい! ナプキンの吸収力! 本当にナプキンには感謝しかありませんでした。16歳にもなって我慢できずにお漏らししてしまい、だれにも打ち明けられないまま今年で29歳になります。これでようやく肩の荷が下りました。
こうして振り返ってみると、本当に赤っ恥の失敗談です。この失敗を通して学校や会社から家に帰る前、学校や会社に行く前などどんなときも事前にトイレに行っておくことが大切だと思いました。もし、小さいお子さんがお漏らししても、ママは怒らないでほしいなと思っています。だって、16歳でお漏らししている人もいるんですから。やっぱりナプキンの吸収力は半端じゃありません。これからも愛用します。
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文/木村 さと子