赤ちゃんや子どもの耳掃除、どうしていますか? わが家では、これまでベビー綿棒で耳掃除をしていましたが、1歳を過ぎたころに初めて耳鼻科のお世話になってみてビックリ! 驚くほど大量の耳垢が出てきて、先生には「綿棒は使わないでください」と言われてしまいました。そんなわが家で役立っている、耳掃除の三種の神器を紹介します。
これまでは耳垢を押し込んでしまっていた
耳鼻科の先生によると、綿棒を使うと耳垢を奥に押し込んでしまうことが多いのだそうです。綿棒は、ほんの入り口付近をふき取るのに使うだけで、耳垢を綿棒で取ろうとしてはいけないとのこと。
それまで綿棒で子どもの耳掃除をしていた私は、押し込んでいるという意識はまったくなく、きれいに掃除できていると思っていました。そのため、耳鼻科で塊となった耳垢がごっそり出てきたときは衝撃でした。
今はライト付き耳かきとピンセットが活躍!
耳鼻科から帰ってきてから愛用しているのが、「ライト付き耳かき」と「耳用のピンセット」です。細かな耳垢は耳かきで掃除して、大きい耳垢は押し込まないようにピンセットで取るという具合で使い分けています。耳の中をよく見るために耳鏡も使っています。
ライト付き耳かきはダイソーで、ピンセットと耳鏡は医療用のものをネットで購入。普通のピンセットよりも細いので、小さな耳の中でも耳垢を掴みやすいです。耳垢がするっと取れると、子どもも痛がらず、掃除をするほうも気持ちがいいです!
よく見える! 便利なヘッドライト
そして、何より欠かせないのが「ヘッドライト」です。耳掃除のためにヘッドライトと言うと何とも大げさな感じですが、これが本当によく見えて便利なんです。わが家では災害時用に購入していたヘッドライトを使い回しています。
ヘッドライトを使うと、今まで見えなかった奥のほうまで耳の中がよく見えます。ただ、よく見えるからといって無理な耳掃除は禁物。奥のほうに耳垢が見えたら無理に取ろうとせず、自然に出てくるのを待つか、耳鼻科を受診するようにしています。
今回ご紹介した方法は、わが子が1歳を過ぎてから試したもの。月齢の小さい子は過度な耳掃除は必要ないと耳鼻科で聞きました。耳の中を傷付けないように気を付けたいですね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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著者:松田佳菜
二児の母。出産前は地方テレビ局で報道記者として勤務。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。