胎動を感じる瞬間。それは、命が宿っていることを再認識できるとても素敵な瞬間です。最初は小さな動きだったものが、だんだん大きな動きになり、より実感が増していきます。そんななか、私は不思議な胎動を体験しました。その正体とは……。
頻繁に続く、不思議な胎動
私が最初に感じた胎動は、ぐるんと腸の中で何かが動いたかのような感覚でした。その感覚を頻繁に感じるようになり、「これは胎動だ!」と気付き、とても感激したことを覚えています。
つわりなどはあるものの、最初はなかなか実感がわかない妊娠。でも胎動によって、おなかの中で赤ちゃんが生きていると実感できるようになりました。ところがあるとき、「ポクン、ポクン」という定期的な胎動が続くようになり、少し心配になってしまいました。
不思議な胎動の正体は…
頻繁に不思議な胎動が続くため、定期健診で先生に相談しました。「それは赤ちゃんがしゃっくりをしているからですよ」と先生。おなかの中の赤ちゃんも人間なので当たり前ですが、そのときは「赤ちゃんもしゃっくりするんだ!」とびっくりしました。
先生によると、私のおなかが冷えているため、赤ちゃんの体も冷えてしゃっくりが出やすくなっているのではないかとのこと。よくあることで心配はないそうですが、改善するためのアドバイスをいただきました。
おなか周りを温めて対策
大人も子どももしゃっくりが出やすくなるのは、冷えているときとのこと。ちょうどその不思議な胎動を感じていたのは冬の寒い時期だったので納得しました。
先生によると赤ちゃんがおなかにいると体は温かいように感じられますが、おなか周りは意外と冷えやすいものらしいです。そこで先生のアドバイス通り、温かい服装に替え、腹巻きをして、できるだけおなかが冷えないようにしたところ、しゃっくりによる胎動の回数は減りました。
「ポクン、ポクン」と規則正しく続く胎動は、赤ちゃんがしゃっくりをしているからかもしれません。その不思議な胎動の感覚を今でも思い出します。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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著者:石原みどり
知的障害を持つ子どもと口唇口蓋裂を持つ子どもの母。波乱万丈で大変なこともあるが、子どもたちと幸せいっぱいに生活している。経験を踏まえ、子育てに関する情報を発信中。