もともと私は心配性でしたが、妊娠・子育てを経て、その度合いが加速! 特に1人目は不安と心配から、今考えるとなんでもないようなことでも病院を受診していました。そんなちょっと恥ずかしい体験談をお伝えします。
くしゃみを連発! まさか風邪!?
無事に1カ月健診を終え、実家から自宅に戻った私とわが子。ホッとしながらも、バタバタしていたところ、わが子がくしゃみを連発! 「まさか風邪!?」と心配になり、近所の小児科に受診可能か電話したところ、快諾してくれてすぐに受診しました。
ところが、わが子に病気や異常はなし。ちょっとした刺激でもくしゃみが出ることを医師に教えてもらいました。「心配なときはいつでも相談しにきてね」とベテラン先生に言ってもらえて、すごく安心したことを覚えています。
足の長さが違う! しわも左右で違う!
生後3カ月のころ、おむつ替えをしているときに、わが子の足の長さの違いやしわの非対称さから、先天性股関節脱臼が心配になった私。ネットや本で調べれば調べるほど、わが子に該当するような気がして、整形外科へ相談に行きました。
念のためレントゲンを撮ることになり、「こんなに小さいのにレントゲン、大丈夫かな」と不安のループ状態でした。結果、至って正常だったわが子。レントゲンもこれくらいの被ばく量なら影響はなしとのことで安心しました。
これはてんかん? ビデオを撮影して相談!
同じく生後3カ月ころ、わが子の「びくつき」が気になりました。大きな音などに驚いてビクッと反射する「モロー反射」と思いつつも、頻度やしぐさが気になっていました。検索したところ、てんかんでも同じような症状があることを知り、また不安に……。
びくつきの様子をビデオで撮影できたので、その画像を持ち、育児相談に行きました。その画像を見た保健師さんから、「モロー反射なので心配ない」と聞いてようやく安心した私でした。
私の過度な心配性は、ネットや育児書の情報ばかりを気にして、頭でっかちになっていたことが原因でした。ママ友ができたり、生後7カ月で保育園に入園したりすることで、だんだんと解決していきました。今ではちょっと恥ずかしい笑い話です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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イラスト/ののぱ
監修/助産師REIKO
著者:東慶子
三児の母。育児のかたわら、アンガーマネジメントキッズインストラクターの資格を取得。自身の育児経験に生かすとともに、将来的には子ども向けの講座を開催したいと考えている。