多い日の経血漏れ対策に便利なタンポン。仕事で長時間トイレに行けないときなどには有難い存在ですが、体内に入れるものなのでちょっと扱いが難しかったりします。現在タンポンを愛用している人も、思い返せば失敗した記憶があるのではないでしょうか。この記事では、アンケート調査の際に寄せられたタンポンの衝撃的な失敗エピソードを紹介していきます。
※調査概要
調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」のサービスを利用された方
調査期間:2020年2月26日~2020年3月1日
調査件数:2,663件
4人に1人がタンポンを愛用中
複数回答(※回答者数に対する割合のため、合計は100%を超えます)
生理用品の利用調査をしたところ、圧倒的なナプキンの利用率には劣るものの25%もの人がタンポンを使用していることがわかりました。腟に直接挿入するため違和感が少なく、ナプキンと併用すれば経血漏れの心配もほとんどなくて快適です。
しかし、ナプキンと違って体内に入れるためビギナーには扱いが難しく、タンポンマスターであっても失敗を繰り返してきています。どんなに使い慣れていても、慎重になるに越したことはありませんね。
ここからは注意喚起も兼ねて、アンケートの回答にあったタンポンの失敗エピソードをいくつか紹介していきます。
初めてのタンポン
タンポンを初めて使ったときの緊張感は忘れられないものがあります。頑張ったけど、ハプニングだらけで結局失敗に終わってしまうことも。そんな初々しいタンポン初体験エピソードをあつめました。
●高校生のとき、プール授業に出席するため、前日の夜に練習を兼ねてチャレンジ。怖くて最後まで入れられず、少し見えている状態でお湯をかけたら、お湯で膨らんで痛くなり、慌てて外した。次の日は朝から入れて行ったが、奥まで入れたせいか授業後にトイレで取り外そうとひもを引っ張ってもなかなか出ず、時間も限られているし痛いしで焦って汗だくに。結果、何とか出たものの小さな赤ちゃんを産み落とした気分になるほどつらかった。
●高校のときに、海水浴に行く日に生理になり、海にどうしても入りたかった私はタンポンを使うことに。無事入れられたのはよかったが、抜くときにふくらんで、あまりの痛さに自分で抜けず姉に抜いてもらった。
●10代のころ、お祭りの日に生理がひどく、友だちにタンポンをすすめられて早速試してみました。まだ使い方が慣れていなかったためうまく入らなかったようで、白いショートパンツが真っ赤になってしまいました(笑)。
地味に焦った! 失敗エピソード
聞いている分には地味だけど、実際になったら焦るよなぁという失敗エピソード。今となっては笑って話せる良い思い出です。
●タンポンが逆だった。無意味だった。
●子どもにタンポンを入れているところを見られた。
●尿意を我慢しまくってトイレに行った際、気持ち悪いので先にいつもタンポンを抜くのでそうしたら 、タンポンをちょっと抜くと同時に尿が出てしまった(笑)。
●タンポンを使ってプールに入ったが、きちんと奥まで入ってなかったのか、水中で経血が漏れてしまった。
●タンポンの入れ方を間違えてアプリケーターまで入れてしまい、痛い思いをした。
●当時の彼氏と石垣島旅行で、出発の日に生理になってしまった。海水浴の予定もあったので現地でタンポンを購入。タンポンをつけて海に行ったが、ビキニからタンポンのひもが飛び出ていて恥ずかしい思いをした。
タンポンが取れない~~!
結構たくさんあったのが「タンポンが取れなくなった」エピソード。自分で頑張って抜き出す人もいれば、どうしようもなくなって家族や病院の先生にお願いする人も。軽くトラウマですね……。
●タンポンのひもの部分が中に入ってしまい焦った。
●タンポンが外れなくなってお母さんに抜いてもらった。
●タンポンのひもが取れて出てこなくなり、夫にお願いした。
●タンポンが外れなくなって病院へ行った。
●アメリカで購入したタンポンを海外で使用したときに、タンポンのひもだけが先に取れてしまい、腟から取り出すのにとても苦労した。
●プールに行く約束をしていたためタンポンを使用したのですが、抜くためのひもが水に濡れて弱くなっていたようで、引っ張ったらひもが取れてしまいタンポンが外せなくなるところでした。何とか抜き出しました。
あれ? タンポン外したっけ……?
危険度MAX! さまざまな理由でタンポンを外し忘れた、もしくは外せなかった人たちのエピソードです。外し忘れて2本目を挿入するいう猛者も……ほんとに気を付けてくださーい!
●タンポンが入っているのを忘れてもう1本入れて、取り出すときに気づいた。
●寝ぼけていてタンポンを抜かずに2本目を挿したことがあります。
●タンポンを取ったかわからなったことがあり、焦った。逆に取ったと思い込んでいたこともあった。
●夜にお酒を飲んで酔ってしまいタンポンを2つ入れていたようで、朝起きたらビックリした。
●仕事柄なかなかトイレに行けず9時間近く入れたままの状態になってしまっていたとき、原因不明の体調不良で吐き気も出て身動きが取れなくなり、同僚に抱えられて帰宅。トイレでタンポンを抜いたら嘘のようにすべての症状が一瞬で治りました。感染症や病気を心配して介抱してくれた同僚に申し訳なくて事実は伝えられませんでした。
タンポン初心忘るべからず!
経血量が多い日のアシストに便利なタンポンですが、体内に入るものなので危険をともなうのも事実。長時間使用し続けると、トキシショック症候群といって、重篤な状態になる敗血症を引き起こしてしまうこともあります。
どんなに慣れていても、慎重さを忘れずに! 使用方法をきちんと守って使いましょう。