第一子出産後、7カ月で再開した生理のことです。夜泣きも多く寝不足気味で疲れていたところに久々の生理で、精神的にも身体的にもつらかったときに夫にしてもらってうれしかったことをお話しします。
出産後、7カ月で生理が再開してしんどい日々
私は当時27歳。第一子を出産して7カ月で生理が再開しました。育児にも少し慣れたような、でもまだまだ余裕のない毎日。夜泣きも多く、寝不足気味が続いていたなかでの生理再開でした。
赤ちゃんを抱き上げる拍子にドロッと経血の塊が出たときの不快感。ナプキン交換でトイレに入っているときに泣き声が聞こえたときの焦り。夜泣きで寝不足な上に生理による眠気・倦怠感。そして、頭痛や生理痛などがあっても、大声で泣くわが子のお世話を休憩できないつらさ……。生理が再開したことで精神的にも身体的にもしんどく、余裕はまったくありませんでした。
夫の休みと生理が重なった日、夫からうれしい申し出が
生理再開でつらい日々を送っていたとき、ちょうど夫の休みと私の生理が重なった日がありました。もともと夫の休みの日には、夫が子どもをあやしてくれたり、かまってくれたりはしていました。食事以外の時間をほとんど寝て過ごしたり、テレビやスマホに夢中で子どもが大声で泣いていても反応がなかったりすることもよくありましたが、天気のいい日にはお出かけに連れて行ってくれたこともありました。
そんな夫が、私の余裕のなさを感じてくれたんだと思います。「子どもを連れて実家に行ってくるから、今日くらいちょっとでも休みなよ」と言ってくれました。うれしかったのですが、夫も毎日仕事を頑張ってようやくの休み。なんだか私だけ休むのも悪い気がして「授乳もあるし、いいよ、大丈夫」と思わず言ってしまいました。
でも夫は「ミルクをあげられるし、こんなときくらい気にせず休んで」と、子どもを連れて片道2時間弱の実家へ行ってくれました。
夫のおかげで体も気持ちもラクになった!
夫が子どもを実家に連れて行ってくれたおかげで、私はその間ゆっくりひとりの時間を過ごし、ぐっすり眠ることもでき、体も気持ちもとてもラクになりました。帰ってきた夫は、実家での様子を話してくれたり、珍しく撮った写真を見せてくれたりしました。
普段は隔週で私も一緒に実家に行っていますが、今回私が行かなかったことを夫の両親は理解してくれました。義母は「今日は任せとき!」とメールまでくれ、本当にありがたかったです。子どもも基本的にはご機嫌さんでいてくれたそうでよかったです。
しんどいときは、ひとりで抱え込まずにしんどいと言ってもいいと実感しました。母親とはいえ、ひとりの人間。体がしんどいときだって、気持ちがしんどいときだってあるのは当たり前だと思います。ましてや生理中は頭痛や生理痛、イライラや不安感など自分では気持ちをコントロールできないことも多々あります。子どものお世話を放置して休むことはできませんが、助けてくれる人がいるときは甘えてもいいんだと思いました。無理してどんどんしんどくなるよりも、そのほうが子どもに余裕を持って接することができ、すべてが良いほうに向かうような気がします。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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文/森野このみ