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子宮内に器具を挿入!? 私が選んだちょっと珍しい避妊法とは【ママの体験談】

4人の子宝に恵まれたわが家。子どもは大好きだけれど、夫と真剣に考えて、今後は避妊することにしました。いろいろ調べた結果、IUSというやわらかい樹脂製のホルモン放出剤を子宮内に装着するという処置を選んだので紹介します。

子宮内に器具を挿入!? 私が選んだちょっと珍しい避妊法とは【体験談】

 

夫と家族計画について話し合った

4人の子宝に恵まれたわが家ですが、今回の出産で子どもは打ち止めにすることに決めました。望まない妊娠を防ぐためにも、今後は確実な避妊をしたいところ。出産した病院で退院時に家族計画について相談すると、産後の生理が再開するころにIUSという器具を子宮内に挿入する処置をおこなうのがよいだろうということでした。

 

IUSはやわらかい樹脂製のもので、一度入れれば5年ほど効果があり、取り出せばまた妊娠は可能だそう。ピルを飲み続けるよりも安く、避妊率は99%ということに安心感を覚えました。

 

いよいよ処置!その感想は…

産後半年が過ぎ、まだ生理は再開していませんでしたが病院に行くことにしました。ただでさえ4人の子育てでバタバタな毎日。今ここで妊娠したら、本当に家庭崩壊してしまうと思ったのです。病院では医師による内診のあと、そのままIUSを挿入し、あっという間に終わりました。

 

IUSを入れるとき、ほとんど痛みはなかったのですが、入れ終わったあとは下腹部に生理時のようなずーんとした痛みがありました。動けないほどではないけれど、動きたくない……という感じ。看護師さんに症状を訴え、奥の部屋で30分ほど休ませてもらい、痛み止めの薬をもらって帰宅しました。

 

心配なことと楽しみなこと

2、3日の間は痛みがあり、痛みがなくなってからも生理の終わりかけのような出血が1カ月ほど続きました。5年後に取り出す予定ですが、ちゃんと取り出せるのかな?と少し不安があります。

 

夫婦生活には問題なく、またしっかり避妊ができるので気持ち的にはラクですし、ピルのように飲み忘れの心配もありません。生理が軽くなり、1年後には2割の人は生理がほとんどなくなるとも言われているので、本当にそうなるのかなぁ?と今から楽しみです。

 

 

器具を子宮内に挿入するという避妊法は、少し勇気が必要でした。それでも、家族との今の生活を守りたいという気持ちと、命は大事だからこそ、望まない妊娠は避けたくて選んだこと。処置当日と数日間は家事をする気になれなかったのですが、夫や子どもが気遣ってくれました。今後も自分の体や家族を大事に過ごしていきたいと思います。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 


監修/助産師REIKO

イラスト/キヨ


著者:小林まり

6歳、4歳、2歳、0歳の母。元小学校教員。夫は土日出勤、出張も多いNPO職員。育児の大変さを実感しながらもコツをつかみ始めてきたところ。自身の経験を中心に執筆している。

 

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