初めての陣痛は便意と同じ感覚!?
1人目の出産時のこと。私が感じた陣痛は、完全に“便意”そのものでした。便秘だったこともあって、陣痛の波がくるたびに何度もトイレへ行きました。
「あれ、これって本当に便意?」と思ったときには1時間ほど経過していたと思います。そのことに気付かないほど、感覚が便意と酷似していたのです。そして、トイレに行くたびに少量ずつではありますがちゃんと排便もあったので、なおさら気付きにくかったように思います。
お産の1時間前までトイレにこもる
病院に到着したとき、すでに子宮口は8cmまで開いていましたが、「便が出る!」という気持ちで、ここでもトイレに行っていました。今思えば、完全にいきみたかっただけだと思いますが、初めての出産なので気付くことができません。しまいには、助産師さんからトイレから出てくるよう軽く怒られる始末です。
そして、そのまま分娩台へ。助産師さんに声をかけられる直前まで、少量ずつトイレで便が出ていたからか、出産時には便が出ることはありませんでした。
吹っ切れた?2人目のときは流れのままに!
2人目の出産時は、「この便意がお産の始まりだ!」と知っていたので、冷静に対応できました。病院到着後、子宮口がほぼ全開大だったため、そのまま分娩台へ。このとき、便意は感じていなかったにもかかわらず、何度かいきむうちにちょっと出てしまいました。出てしまった便は、助産師さんがしっかり回収してくれていましたよ。
また余談ですが、私は便だけでなく尿も細いチューブで出してもらいました。個人的には、便よりも尿のほうが恥ずかしかったことを覚えています。
出産時の「おシモ事情」。意外となるようになります。よくあることだそうなので、出てしまっても気にしなくて大丈夫! どうしても気になるときは、事前に助産師さんなどに確認しておくと気がラクになりますね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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イラスト/マメ美
監修/助産師REIKO
著者:小林夏希
4歳と1歳の二児の母。フリーライターとして育児・インテリア・住宅関係の媒体を中心に記事執筆をおこなう。