私は、産前は生理前の症状がまったくなかったのですが、産後急に出るようになり育児もままならなくなってしまいました。生理前に腹痛や頭痛、イライラといった症状に悩まされ、病院で受診したところPMS(月経前症候群)と診断を受け……。そんな私の体験談を紹介します。
産後初めての生理で知った
私は産前、生理痛もPMSの症状もあまり感じたことがありませんでした。そのため、生理に関する症状について悩んだり調べたりすることがなかったので、どんなにつらいのか想像もしたことがなく……。まったく理解もしていませんでした。
しかし私は、産後わずか1カ月で来た生理で腹痛や頭痛にひどく悩まされ、初めて生理痛のつらさを思い知ることに……。
生理前の症状が出始めた!
産後、最初の2回の生理にはこれといった生理前の症状を感じることはなかったのですが、産後3回目の生理になる4日ほど前に、頭痛と吐き気が私を襲ってきました。
その痛みと不快感の影響で、育児や家事をしなければならないのはわかっていても耐えられず……。子どもをバウンサーに座らせて、かなりの時間休憩したり、トイレでうずくまったりしていました。
PMSだと診断された
そのあとも何回か生理が来ましたが、あまりにも生理前の吐き気や頭痛がひどく、子どもの世話ができない自分にも腹が立ってどうしようもなかったので、病院に行ってみることにしました。病院で体や精神面に出た症状を伝えたところ、「PMS」との診断が……。
私はそのとき、初めてPMSという言葉を聞いたので、なんのことだかまったくわかりませんでした。しかし、先生には「生理前に出る吐き気や頭痛、イライラするといった症状はすべてPMSと言っていいと思うよ」と言われました。
PMSと付き合っていく
PMSは薬で頭痛や腹痛、イライラといった症状を軽くすることはできるけれど、症状をまったく感じなくなることはあまりないようで、うまく付き合っていかなければならないと病院で教わりました。
毎日基礎体温を測ること、生理周期やPMSの症状をよく理解することで、症状がいつごろ出るのか予想したり、イライラすることはしょうがないと割り切ったりすることが大事なのだそうです。
私はまだPMSと診断されてからあまり経っていませんが、これからも症状をよく理解し、うまく付き合っていこうと決めました。また、薬を飲んでもどうしてもつらいときは、家族や周りの人に助けてもらうのもいいかなと思っています。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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監修/助産師REIKO
著者:橋本 楓
0歳女児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。