子どもが「赤ちゃん」の時期は、数カ月どころか数日でも変化していきます。できることがどんどん増えていくわが子の姿は、うれしい反面、ちょっとさみしいことも……。そんな赤ちゃん時代だからこそ、撮り逃し注意な写真のシチュエーションがあります。
ねんねの今だけ! 「生後◯カ月」の記念写真
活発に動き始める生後5カ月くらいまでの「ねんね」の時期に撮っておきたいのは、「生後◯カ月」になったという記念写真です。いろいろな小道具でかわいく飾るのもいいですが、時間がない、センスがない……そんな私でも簡単に撮影できるのが、おむつで月齢の文字をつくった写真でした。
セッティングは数十秒で完了! 撮影時間3分! 片付け数秒!というお手軽さが魅力です。画面上に撮影時の身長と体重を書いたボードなんかを入れ込むと、さらに記念日感がアップしますよ。
背中で語れ! 赤ちゃんのバックショット
赤ちゃんの写真を撮るうえで、案外撮り忘れるのが赤ちゃんのバックショット。どうしてもお顔を撮ることのほうが多いもの。背中を含めてお顔が映らない角度の写真はかなり新鮮です。
おすすめは、赤ちゃん特有の薄い後頭部、足を上げたおしり、妙に力がこもってるあんよ、低月齢のときしかない太ももやおなかのふっくらした感じなどなど。あとで見返すとお顔ばっかりの写真になりがちなので、少し趣向を変えてカメラを向けてみてはいかがでしょうか。
なかなか撮らない!? 裸んぼ写真
そして、なかなか撮れない&撮らない写真が「裸んぼ」の写真。裸にされると赤ちゃんは不安がり、おむつをとると親サイドが不安に。寒い時期はそれに輪をかけて脱がせる機会はお風呂くらいになり、お風呂のあともすぐお洋服を着せてしまいます。
そのため、自然と裸んぼの写真というのは、あえて撮りにいかないとなかなか残らないもの。裸んぼこそ、成長の過程がよくわかる写真なので積極的に撮るといいと思います。
今の時期だけの撮り逃し注意な写真のシチュエーションはたくさんあります。赤ちゃんだけでなく、季節を感じさせるものや家族との写真も撮っておいてよかったと思っています。
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監修/助産師REIKO
著者:半田あきら
一児の母で専業主婦。家事や子育てのかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。