ピンク色のおしっこを発見
私は、産後入院中に看護師さんから「赤ちゃんのうんちは異常がないか気をつけて見てね」と言われてから、息子のおむつを交換したあとは必ず確認していました。息子のうんちだけではなくおしっこも確認したほうがいいのかと思い、毎回おむつの確認を続けていました。
けれども、特におしっこには変化がないので、回数だけ気にしていればいいのかなと思い始めていたころのことです。息子が生後3カ月のとき、交換したおむつを確認するとピンク色に染まっていました。その前のおしっこはいつも通りの色だったのに、明らかにいつもと違うとわかるくらいにはっきりとしたピンク色になっていたのです。
息子を病院に連れて行く
私は血尿だったらどうしようと不安に思いながら、急いで息子を病院に連れて行きました。そのときに、ピンク色に染まったおむつもビニール袋に入れて病院に持って行きました。持って行ったおむつを先生に見せて、息子も診てもらったのですが「赤ちゃんは大丈夫だよ」と先生に言われて、私はすごく安心したことを覚えています。
念のため息子の尿検査をしてくれることになり、私は赤ちゃんの採尿ってどうやるんだろうと考えていました。しかし、看護師さんが息子に採尿用の袋をつけてくれて、私は息子のおしっこが出たら病院からもらった専用の容器に入れて、再度病院に持っていくだけだったので簡単でした。
おしっこがピンク色になる原因
尿検査の結果も、異常はありませんでした。先生は、赤ちゃんが汗をかいたり、哺乳量が少ないときなどに、尿酸の影響でおしっこがピンク色になったりすることもあると教えてくれました。尿酸の影響でおしっこの色が変化しているときは問題ないそうです。
その話を聞いて、私は思い当たることがありました。ピンク色のおしっこが出た前日、息子はいつもより汗をかいたのに哺乳量が少なかったのです。この経験から私は、息子が汗をかいていないか、哺乳量はいつもと同じがどうか、より気にするようになりました。
私は息子のおしっこが尿酸の影響で色が変わるなんて知らなかったので、ピンク色に染まったおむつを見たときはとても驚き、赤ちゃんのおしっこを確認する重要性を実感しました。毎回、おむつ交換時におしっこのチェックをしていたことで、すぐ異常に気づくことができました。今後も続けていこうと思います!
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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監修/助産師REIKO
著者:佐藤ふみ
1男の母。結婚を機に離職。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。