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3度目の妊娠でまさかの「三つ子」と判明!パニックで頭の中が真っ白に…。不安と喜びの妊娠体験談

「子どもは3人欲しい」と結婚当初から夫と2人で話し合って決めていた家族計画でしたが、いざ3人目を授かることができたと思ったら、まさかの三つ子だったのです! 三つ子の妊娠判明で私が不安に思ったことや家族の反応、妊娠初期の出来事をお話しします。

エコーで確認すると3人分の心拍が!

私が3人目を妊娠したのは長男が3歳、次男が1歳のときでした。そろそろ赤ちゃんの心拍が確認できるかな? なんて期待を胸に抱きながら内診台でエコーを見ていると、見覚えのある袋が2つ? その中には心拍のように動いて見えるのが3つ?

 

エコー心拍

 

私が混乱していると、先生が「お母さん。赤ちゃん何人か見える?」と聞いてきました。先生と一緒に確認し、見事に3人の心拍を確認! パニックで笑うことしかできず、頭の中は真っ白で少しの間その場から動けませんでした。

 

子どもが5人になったら……

先生からは、今通っている病院で三つ子は産めないために転院が必要なことや、早い週数から管理入院になることなど簡単にリスクの説明をしてもらって診察は終わりました。

 

入院期間が長くなったときの長男や次男の生活や入院・出産費用、子どもが5人になって経済的に問題がないのか、夫や他の家族はなんて言うのだろうか……と考えてしまいました。そもそも三つ子を妊娠した私はどうなっていくんだろうと、とても不安になったのを憶えています。

 

 

夫の「なんとかなるよ」に救われる

健診後、すぐさま夫に電話をかけました。ひと通り説明し終わると、動揺して言葉を詰まらせながらも「なんとかなるよ。頑張ろうね」と夫は言ってくれました。そのおかげで、まだ見ぬ不安よりも新しい命が宿ってくれたことを素直に喜ぼうと少し前を向けるようになりました。

 

幸いにも他の家族も祝福してくれて、「いつでも手伝うからね」と背中を押してくれたのです。そしてなにより上の子たちがとても喜んでくれたことがうれしく、つらいつわりも乗り越えられました。

 

三つ子を授かるリスク

転院先の病院で、夫も一緒に先生から「自然妊娠で三つ子を授かることは、宝くじの1等を当てるよりも難しいことだよ」と驚かれました。そしてこれから先、起こりうるリスクを詳しく教えてもらい、順調に過ごしても妊娠26週から管理入院になることや、三つ子の場合、子宮頚管縫縮術(けいかんほうしゅくじゅつ)という子宮口が開いてこないようにする手術を妊娠14週くらいまでに受けることをすすめているとのこと。私も、後日その手術を受けました。

 

 

妊娠初期はつわりもめまいもひどく、いつもと同じように上の子たち2人と遊んであげられず、甘えさせてあげられませんでした。それでも、他の家族の手をたくさん借りてなんとか乗り越えることができ、本当に感謝しています。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。病院・産院によって処置・対応は異なります。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 

監修/助産師 松田玲子


著者:大木りさ

5歳と3歳の兄弟と1歳の三つ子をもつ5児の母。現在は自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。

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