義父の要求
義父は私たち夫婦に「毎日、動画を送って」「毎週土曜日にはテレビ電話で話したい」と言ってきました。夫も遠く離れた父親のためだと言いながら、「僕は撮影下手だから」と私任せ。一番困ったのは、毎週土曜日の夜のテレビ電話。スペインではお昼ごはんを14時くらいから1、2時間かけて食べるのが風習のようで、そのあとに電話したいとのこと。
しかし、その時間、日本は23時(サマータイムは22時)。娘は寝ていたり、夜間でグズグズしていたり。自分のスケジュールにあわせて電話をかけてくる義父に私はイライラしていました。
ついに私の怒りがMAXに
それでも、唯一の楽しみが娘の顔を見ることだし、夫も娘の世話をしてくれるからと義父の要求に応えていました。しかし、それまで寝かしつけをしていた夫も、娘が添い乳で寝るようになったため、寝かしつけが私の役目に。家事に、仕事に、娘の世話。ハンドクリームを塗る時間ももったいないくらいの忙しさです。
ある土曜日、娘をやっと寝かしつけたと思ったら、義父から電話が。断ってほしいと夫に言っても聞かず、夫が娘を起こしました。気持ち良く寝ていた娘はギャン泣きし、再び寝かしつけるのに2時間。ついに私の堪忍袋の緒が切れました。
解決策としてしたこと
このままでは娘にも、自分たちの関係にも良くないと、次の日、夫と話し合ってテレビ電話のルールを決め、それを義父に理由とともに伝えてもらいました。「テレビ電話は娘が眠る時間を避けてもらう」「忙しいときは、電話のかわりに夫と娘をビデオで撮影したもので済ませてもらう」。
夫にも、私抜きで義父の対応をしてもらうようにしました。義父も赤ちゃんというものがどういうものかわかっていなかったようで、理由を聞いたら納得してくれました。
義父との関係も悪化させたくないし、娘の負担にならないようにするためにどうしたら良いかと考え夫と一緒に作ったルール。理由と合わせて義父に言いたいことを伝えたことが、解決につながったのだと思います。自分が我慢し過ぎてストレスをためてしまうのも、子どもにも夫との関係にも良くないということにも気づきました。
イラストレーター/しおみなおこ
著者:成谷 凛音
仕事をしながら1歳の女の子を子育て中の母。夫はスペイン人。臨床心理士として活動しているほか、書籍(著書:『輪廻の羽根』/文芸社)や記事の執筆などをおこなう。
一緒に暮らしているのに目の前の家族が困ってるのを理解できない鈍感力。
これが一番問題。
実際義父には理由を言えば理解してもらえた。
ちゃんと言えば理解できるんですよ。
それを家族の話を聞かず義父孝行してるつもりで家族を顧みない夫が一番悪い。
私の夫もスペイン人
スペインに住むお義父さんお義母さんにとって初孫なので毎週電話したいようですが、やっぱ電話するとしたら22時〜23時になっちゃうんです。。。
前に寝てるときに電話されて起きちゃって、おかげで目が覚めたのでなかなか寝てくれず困ったことがありました。
旦那はお義母さんが可哀想だからといってお義母さんからテレビ電話をしたいと言われたら電話をしちゃいます。
娘は生後3ヶ月の娘なので授乳したら寝ちゃいます。
寝かせるのは私なので、旦那には寝てるときは電話NG!どうしてもしたいならイヤホンマイクつけて電話して!と怒ったところ言うとおりにしてくれました。
テレビ電話するときは、お腹空いてないない時を見計らってテレビ電話するようにしてます。
ただし電話しだすと長いので、娘は耐えきれずすぐ泣いちゃいますw