出産時、排便をしてしまうことがある、入院すると浣腸をする……。そんな話を聞いたことはありませんか? 産院によってもいろいろな方針があるようで、私の場合、第一子、第二子・第三子で対応が違いました。それぞれの産院での出産体験談をお話しします。
第一子出産では浣腸の処置があった
私が第一子を出産した産院は、陣痛がきてから入院となった時点で浣腸の処置がありました。腸内の便をすべて出し切るために、浣腸後に便意がきても、しばらく我慢するように助産師さんから指示がありましたが、私はすぐにギブアップ!
浣腸後、すぐにものすごい便意の波がきて、即トイレへ行ってしまいました。 そして偶然かもしれませんが、排便後は急速に陣痛が強くなっていきました。
出産時の排便が不安…でも浣腸は嫌!
出産時の排便が不安な反面、第一子出産時の浣腸後の「猛烈な便意」と「急激な陣痛の進み具合」から、私は浣腸がトラウマになってしまいました。
そのため、第二子、第三子の妊娠中も「また出産のときに浣腸をしたら嫌だな……」と不安に思っていました。かといって、夫の立ち会い出産を予定していたので、「いきんだときに便が出てしまうのも恥ずかしいし……」と、気持ちの葛藤があったことを覚えています。
第二子・第三子の出産では浣腸なし
ところが、第二子、第三子のときはそれぞれ別の産院での出産となりましたが、どちらの産院も浣腸の処置がありませんでした。このとき、産院によって方針が違うことを初めて知りました。
そこでバースプランを伝える際、助産師さんに第一子出産時の浣腸で不安になったことを話したところ、「出産時の排便は自然なことだから、最近は浣腸をしない病院も増えているんだよ」と教えてくれました。便が赤ちゃんに触れる前に助産師さんがしっかり処置してくれるので心配ないとのことでした。
出産時の排便は自然なこと、さらに出産時はそれでころではない!とはいえ、排便したかどうか気になるものです。浣腸の処置があるかないかも含め、不安なときは医師や助産師さんに相談してみると不安が軽減しますよ。これから出産を迎えるママは、不安を取り除いてから出産に臨めるといいですね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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イラスト:imasaku
監修/助産師REIKO
著者:東 慶子
三児の母。育児のかたわら、アンガーマネジメントキッズインストラクターの資格を取得。自身の育児経験に生かすとともに、将来的には子ども向けの講座を開催したいと考えている。