おむつが外れてから、服の上からおちんちんを触ることが多々あった息子。男の子はみんなそういう時期があると職場の先輩ママから聞いていたので、注意することもせずに放置していました。けれどそれが流血する事態になってしまったのです!
おむつが外れたころから
服の上からおちんちんを触る息子に「どうかしたの?」と声をかけると、「なんでもない」と答えて触るのをやめるということが続きました。私は男の子はそういうことをする子も多いと職場の先輩ママから話を聞いていて、男の子の通過儀礼のようなものだろうと解釈していました。
人前では相手に不愉快な思いをさせるからと制止しましたが、それ以外は注意をすることはせずに放置。いずれ治まるだろうし、女の私にはわからない生理的なものかもしれないなどと楽観していました。
下着に血が!
息子が4歳のときに、「おしっこをすると痛い」とトイレで泣くことがありました。見に行くと下着に血がついていて、おちんちんの先が赤くなっていたのです。かかりつけの小児科で診てもらうと、亀頭包皮炎と診断されました。おちんちんを触る癖があるとなりやすいとのこと。おちんちんを不必要に触らないようにと注意を受けました。自宅でのケアだけでほとんどの場合が治ってしまうとの見立てに私は一安心。
そして塗り薬が処方され、薬の塗り方とお風呂での洗い方などおちんちんのケアの仕方を教わりました。おちんちんの皮を根元のほうに引きのばすようにして洗うのだそう。まったく初めての経験ですし、「誰もこんなこと教えてくれなかった……」と少し落ち込みました。
痛みも癖も治まりました
お風呂でも教わった通りにおちんちんを洗い、朝と晩に薬を塗っていたら5日くらいできれいに治りました。もちろん治ったあともお風呂でおちんちんをしっかり洗うことは習慣づいています。
しばらくの間は服の上からおちんちんを触ることもありました。しかし「また血が出て痛くなっちゃうからやめようね」とその都度声をかけていると、息子も思い出したように手を止め、いつの間にかおちんちんを触ることもなくなりました。
私の知識不足から、よくあることだと油断していたため、息子に痛い思いをさせてしまったと反省しています。初めての子育てで、私は母親初心者なのだから子どもの体に関わることは特に緊張感を忘れてはいけないのだと改めて感じました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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監修/助産師REIKO
著者:小原水月
1児の母。管理栄養士免許取得。「健康が人生をわくわくさせる」をモットーに食と健康の分野でライターとして活動中。高齢出産後、生まれ育った都心を離れ夫の実家がある地方都市へ移住。義母と同居。