早生まれのわが子が2歳の夏、幼稚園を探すことに。4月生まれの子どもと比べると成長面でも不安なこともあり、きちんと対応してくれる園を探したいと考えていました。最初に見学したのは、教育熱心と噂の幼稚園だったのですが……。
最初は教育熱心と噂の幼稚園へ
出遅れているわが子の幼稚園探しを始めようと思ったとき、私が重要視したいと思ったのは子どもへの教育内容。小学校への進学も意識した計算や社会環境を学ぶためのプログラムが組み込まれている幼稚園に興味を持ち、見学会に参加することにしました。
教育熱心なだけあって在園児のコミュニケーション能力や幼稚園でおこなっている学習内容は高いように感じ、自宅からは少し離れた幼稚園だけれども入園の候補に入れようと考えました。
2回目の見学会で不安を感じたこと
しかし、2回目の見学会に参加したときに不安に感じることがありました。保護者に対して幼稚園の先生がパンフレットを配っていたときのことです。あくまで個人的な主観ですが、園長先生が幼稚園の先生たちに対する顔の表情や、体験時の幼稚園の先生たちの様子をほかの幼稚園の先生たちの様子と比べると、テキパキ動いているけれど、どこか笑顔が少ない印象を受けました。
そして、その様子を見ていて私が感じたことは、子どもが通う幼稚園はのびのびした環境であってほしいと考えていたので、この幼稚園は候補から外すことにしました。
施設の充実したマンモス幼稚園へ
幼稚園探しに行き詰っていたころ、たまたま見つけたマンモス幼稚園の園児募集。幼稚園の中の様子が気になり、電話もかけずにわが子を連れて幼稚園を見に行くことにしました。
突然の訪問なので断られるかもしれないと覚悟はしていたのですが、快く見学させていただけることに。しかも、連れて行ったわが子を園児と一緒に遊ばせてくれたため、幼稚園の説明もしっかりと聞くことができました。
突然の訪問にも丁寧に対応
突然の見学の申し入れを受けてくれた幼稚園は、見学説明会を少人数でおこなっているので突然の訪問でも見学は大丈夫とのこと。けれども、様子を見ていると説明会の担当の先生が他の先生方と協力して私たちのために時間をつくってくれているのがよくわかりました。
きっとわが子を預けた際も、同じように対応してくれるのではないかと感じうれしい気持ちに。説明が終わり預かってもらっていたわが子を迎えに行くと、満面の笑みで遊んでいました。
突然の訪問は幼稚園側には迷惑な場合もありますが、わが子を預ける大切な場所なので見学に行ってよかったと思いました。また見学会ではわからない部分を知ることもでき、突然の幼稚園訪問は幼稚園選びの情報取集の大きな成果になりました。現在わが子はこの幼稚園に通っています。良い幼稚園に巡り合えてよかったと感じています。
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監修/助産師REIKO
著者:花沢香菜
1児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。