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椅子から落ち大泣きする娘… 引っ張らなくても亜脱臼するの?【体験談】

目を離した隙に怪我をしてしまったわが子に戸惑うママ。この記事では、肘の亜脱臼「肘内障(ちゅうないしょう)」を起こしてしまったお子さんとママの体験談を紹介しています。

亜脱臼

 

「子どもの腕を強く引っ張ってはいけない」と知ってはいたのですが、引っ張らなくても肘が亜脱臼することがあるようです。私の娘に起こったできごととその後の経過についてお伝えします。

 

腕を動かさない=動かすと痛い!?

ガタン!という音と同時に響き渡る2歳の娘の泣き声。一瞬目を離してしまった隙に、椅子から落ちてしまったようです。いつもより強い泣き声に不安になりつつ、抱きしめて落ち着くのを待ちました。

 

まだうまく説明できないため、どこをどうするとどう痛いのかはわかりません。素人目には出血や腫れているところなどはなかったのですが、腕を上げられないようなので、病院へ行くことにしました。

 

整復してもらうと痛みは引いた

医師の診察の結果は、肘内障(ちゅうないしょう)。その場で先生に整復してもらうと、だんだんと娘の動きも増え、硬かった表情もやわらかくなり、普段の姿が戻ってきました。「戻れば、瞬時に痛みはなくなるようです」と先生もおっしゃっていました。

 

肘内障は、骨格が発達するにつれ起きなくなってくるそうで、小学校2、3年以降はほぼ起こらないそうです。一度なると繰り返すことがあるそうで、娘はその後、手を引かれた際と就寝中に再発しました。

 

その後の対策

翌日、保育園の先生に肘内障になったこと、どのような場面で起きたかを報告しました。もし、保育中に娘が腕を動かさないなど気になることがあったら連絡してもらえるようお願いしました。クラスメイトと遊ぶ際、特別な禁止事項はないと病院の先生から伺ったので、遊びや日常生活に変化はありませんでした。

 

 

今回のように、腕を引っ張らなくても、転倒時に手をついたり、寝返りをうった際に肘内障になることがあるようです。いつもの様子との違いを読み取って、不安や疑問を感じたら病院に電話をしてみるなど、対応することが必要だと思いました。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 

イラスト/(c)chicchimama

監修/助産師REIKO


著者:佐々木友恵

2人の女児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。

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