長男が生後5カ月になって始めた離乳食。まだひとりで座れない長男を足の上に座らせながら支え、片手で食事をすくって食べさせるのはなかなか大変でした。そんなときに出合ったのが森正洋さんデザインの「ユニバーサル多用深皿」です。離乳食から使える食器としてよかったポイントがたくさんあるのでご紹介したいと思います。
ユニバーサル多用深皿ってどんなお皿?
離乳食を始めて少したったころ、義実家で食事をする機会がありました。そのときに長男の離乳食用に貸してもらったのがこの「ユニバーサル多用深皿」でした。
「ユニバーサル多用深皿」のコンセプトは「子どもから大人まで、またケアの必要な人もそうでない人もみんながやさしく使えるようにデザインされています」とのこと。確かに、乳幼児でもスプーンを使ってこぼさず食べられました。素材に1,250度前後の窯で焼かれたニューボーン磁気が使われているため、熱や表面強度が強いのが特徴です。
そり返ったフチでこぼさずにすくえる
この食器の一番のポイントは、フチが内側にそり返っているところです。このフチがあるためスプーンでこぼさずにすくうことができ、さらにフチでそぎ落としながら一口の量を調整しやすくなっています。
食べさせる私自身が使いやすいのはもちろん、長男がスプーンを使うようになったときもこのフチのおかげでこぼさずにすくうことができました。長男もじょうずにすくうことができて喜び、私にとっても食べこぼしが少なくなるのでとても助かります。
シンプルで食べ物が映えるデザイン
「ユニバーサル多用深皿」は表面がつるんとなめらかで美しく、汚れも落ちやすいです。食器洗浄機で洗えるところもポイント。同じ「ユニバーサル多用深皿」で絵柄が描かれた物もありますが、わが家では絵柄のない乳白色のシンプルなお皿を使っています。
お皿自体が主張しないので、どんな食事を盛り付けても映えるのがうれしいです。さらに余計な絵柄が描かれていないため、子どもも食べ物を認識しやすいようで、初めて自分でお皿から取って食べる「手づかみ食べ」のときも重宝しました。
豊富なサイズ展開
「ユニバーサル多用深皿」には4つのサイズ展開があり、それぞれの価格は14cm 880円、16.5cm 825円、19cm 990円、21cm 1,265円(すべて税込み)となっています。小さいサイズは5〜6カ月(離乳食初期)のころに、大きいサイズは手づかみ食べのころに大活躍。
大きくなってからは、小鉢やデザート皿、カレー・丼物用のお皿としても使いやすいです。わが家では、1歳と4歳の息子たちにそれぞれ19cmのお皿を1枚ずつメイン用に使っています。また14cmと16.5cmのお皿は、次男がスプーンを使って食べるとき、メニューに合わせて使うことが多いです。
「ユニバーサル多用深皿」を使うようになってから離乳食を食べさせるときに、片手ですくいづらいという悩みが解消され、わが家にはなくてはならない食器となりました。離乳食から使い始めた4歳の長男も、いまだに毎食使うくらい重宝しています。
※本記事の内容は公開時に確認した情報のため、商品によっては変更となっている場合があります。記事の内容は個人の感想です。
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監修/助産師REIKO
著者:山田もも子
1歳と4歳の男の子の母。看護師・保健師免許保有。現在は子育てや医療のジャンルを中心にライターとして活動中。