無印良品の「こども食器」は、無地で飽きのこない、シンプルなデザイン。子どもが食べやすいように細部まで工夫された機能的な器で、どんな料理にでも合うため、わが家では家族全員で愛用しているほど。そんな「こども食器」の魅力を紹介します!
そろそろプラスチック皿を卒業させたい!
わが子は現在、1歳10カ月。スプーンの練習中で、お皿のおかずをなんとか口に運ぼうと日々頑張っています。子どものお皿は割れると危ないという理由で長くプラスチック製でしたが、子どもが1歳を過ぎたころ、「そろそろプラスチック製じゃない食器を与えたい」と思うようになりました。
とはいえ、一般的に子ども用の食器はかわいい絵柄がついたものやカラフルなものが多め。子どもが大きくなっても継続して使えるように、そして食器棚に並んでいても違和感がないように、シンプルなものを探していました。
大きさ・重さ・形、すべてちょうどいい!
そんなとき出合ったのが、無印良品の「こども食器」シリーズでした。このシリーズは白一色の磁器で、絵柄のない無地の器です。小鉢やボウルのほか、平皿、仕切り皿など、いろいろなタイプが展開されています。
シンプルなデザインが気に入った私は、まず「磁器皿・大 約直径16cm」(写真左)と、「磁器碗・中 約直径11cm」(同右)を購入しました。おかずを盛り付けている「磁器皿」は、底がぴったりとテーブル面につき、わざと持ち上げない限りひっくり返ったりしません。また、ふちが約3cmほど直角に立ち上がっているおかげで、子どもが食べ物をスプーンですくいやすくなっています。
一方、ご飯を盛り付けている「磁器椀」は、高台(こうだい)が広く安定感があるため、汁物を入れるときにも使っています。わが子はまだ器を持ち上げて食べることができないので、どちらの器もテーブルに置いて使うことを前提にこのサイズを選びました。
当初、子どもは初めて使う磁器のお皿に興味津々。油断するとスプーンでお皿のふちをカンカンたたいて遊んだりするので、「割れるからやめて〜!」と慌てて止めることもしばしばです。プラスチックのお皿と違って、どうしても割れたり欠けたりする危険性はつきまといますが、「乱暴に扱うと割れる・欠ける」ということを実体験を通じて子どもに教えるいい機会だと割り切ることにしました。
和食にも洋食にも合う!
使っているうちに、便利で機能的な器がすっかり気に入り、「子どもだけに使わせておくのはもったいない!」と思うようになりました。その後同シリーズを少しずつ買い足し、今では家族全員で愛用中です。「磁器皿・大」は、肉や魚などの主菜用にしていて、特に汁気の多い煮物などを盛り付けるのに重宝しています。また、焼きそばやパスタなどにもおすすめです。
子どもが使っているものより一回り大きい「磁器碗・大 約直径13cm」(写真奥)は、スープやお味噌汁を入れる大人用の汁椀として使っています。絵柄がない分、和洋のメニューを問わず使える自由度の高さも気に入っています。
プラスチック製から磁器のお皿に変えただけで「この子も立派な家族の一員だな」と改めて思えるようになり、子どもの成長を実感しました。これからも家族みんなで、同じ器を長く愛用していきたいです。
※本記事の内容は公開時に確認した情報のため、商品によっては変更となっている場合があります。
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監修/助産師REIKO
著者:大川香織
小学2年生と1歳、2男の母。共働き。編集プロダクションや出版社で、子育て情報誌などの制作に携わった経験をもとに、さまざまなテーマで執筆。