【閲覧の前に】
ブラックユーモア的な表現がありますので、苦手な方はお気を付け下さい。
作者のkicoさんは、元助産師で2児のママ。このマンガは、実際に生理痛がつらかったときに、夫の様子を見たことがきっかけだったそう。
「とある朝に、生理痛がしんどいなか『痛い、痛い』と言いながら、朝食とお弁当の支度をしている私の横で、夫がボーッとテレビを見ていたんです。そんな夫の姿を見て、『今日(夫の分の)お弁当は作らない!夕飯も買ってきて!』と半ギレしたんです。
そのあと、日中ゆったり体を休めながら、『女性のこの毎月のしんどさは、どうしたって男性に伝わるものではないけど、もし【こんなだったら伝わる】みたいなのがあるとしたら、どんな感じになるかなぁ』とぼんやり考えていて、ふと思いついて。
それを呟いてみたところ、友人たちから、たくさん反響があって。そこからさらに生まれたインスピレーションで漫画を描いてみました。
本当はしんどいときは無理せず、事前に『今日はゆっくりさせて』と伝えて、変に頑張らなければ、夫への怒りも生まれなかったのだとは思うけれど、結果として、楽しく漫画を描けたので、よかったかな(笑)」(kicoさん)
もちろん、世の男性のすべてが生理に理解がないわけではありません。でも、お互いに「それぞれの性にしかない問題」が伝わりづらいというのは事実です。また、同じ女性であっても、それぞれの症状には差があって、すべてをわかりあえるわけではありません。
このマンガのように、目に見えるシステムではなくても、相手のつらさを感じとり、いたわることのできる世の中でありたいですね。性別に関係なく!