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「発熱!どうしよう…」いざというときの強い味方!病児保育を実際に利用してみると…?

私は子どもが1歳4カ月のときにフルタイムの仕事に就きました。子どもは保育所に通っていましたが、はじめの3カ月は隔週で発熱。私も夫も突発休が取りづらく、同居の義母に看病を頼むこともしばしばありました。

しかし私たち親が仕事を休めない、義母にも予定があるといったときは、市内に1軒だけある自治体の病児保育を利用しています。病児保育は運営母体によってさまざまなスタイルがあると思いますが、ここでは私が病児保育を利用して感じたことをお伝えします。

病児保育

 

 

病児保育

 

連絡が密で安心できる

朝、子どもの世話を頼みに行くと、保育室には看護師さんと保育士さんが常駐していて、1人ひとりの体調に合わせた対応をしてくれているようでした。夕方、子どもを迎えに行くと、手渡されたのは「看護記録」というA4用紙1枚。そこには「子どもの検温記録、排尿、排便のタイミングや様子、食事とおやつの内容と食べているときの様子、どのようなおもちゃを好んだか」まで記入されていました。

 

それを読むと子どもがどのような様子で過ごしていたのかがよくわかります。また、口頭でも看護師さんと保育士さんがそれぞれその日の子どもの様子を伝えてくださり、子どもをきちんと見ていてくれたのだとわかり、私は安心しました。

 

安価なので利用しやすい

私が利用した病児保育は運営母体が自治体ということもあって、利用料が安価なのもありがたいポイントです。1日の保育と昼食代、2回のおやつ代を含めて2,000円。

 

一時保育やシッターを利用したことがないので、相場観というものがないかもしれません。それでも9時間子どもの安全を確保し、世話をし、詳細な記録も残してくれて2,000円というのは、私にとって利用しやすい価格設定だと感じています。

 

 

診療情報提供書が必要

私が利用した病児保育には、医師は常駐していません。そのため主治医の診察を受けて、診療情報提供書を記入してもらい、それを持参しなければ利用できないのです。

 

ですから朝起きて子どもが熱を出していたとしていても、すぐには病児保育を使えません。平日の朝、せわしないときに体調の悪い子どもの世話や午前休の手配をして段取りを考えるというのは、私にとって精神的な負担が大きなものでした。

 

 

病児保育の利用は、家族で子どもの看護要員が確保できないときだけの利用なので年に数回ほどです。それでも「どうしても困ったときには頼ることができる」と思える場所があるのは、私にとってとても心強く感じています。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 

監修/助産師 松田玲子

イラストレーター/星田つまみ


著者:小原水月

1児の母。管理栄養士免許取得。「健康が人生をわくわくさせる」をモットーに食と健康の分野でライターとして活動中。高齢出産後、生まれ育った都心を離れ夫の実家がある地方都市へ移住。義母と同居。

 

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      “ママの強い味方”って書かれると、「共働きでも子供が休んだら、“母親”が対応するのが当たり前」みたいに聞こえてしまう。

      ママとかパパとか書く必要ないと思う。

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