子どもが生まれると、毎日慣れない子どものお世話に大忙し。今までは構ってくれていた妻がいつも忙しそうにしていて、自分よりも子どもを大切にしている姿を見ると、さみしく感じてしまうご主人もいるかもしれません。この機会に、お互いの関係を振り返ってみましょう。
態度で伝えるのではなく口で伝える!
子どものお世話をすることが多くなるママとは違い、仕事で家をあけることの多いパパは、子どものお世話に関わる機会が少なくなるときもありますよね。すると、手伝いたい気持ちがあってもどうしたらいいのかわからず、見て見ぬふりになってしまう場合もあるかもしれません。
お互いに言える話ですが、手伝ってほしいことがあるのならわかりやすく口で伝えるようにしましょう。「忙しそうにしてるんだからわかるでしょ」と言う代わりに「○○してほしいんだけど、お願いできる?」と率直に伝えるように心がけたいですね。
感謝の気持ちを忘れない!
休日、パパがうちにいて、だらだらしている姿を見ていると、ママはついイラッとしてしまうこともあるかもしれません。ですが、ご主人が中心となって働いているご家庭は、こうして子どもと一緒に幸せに暮らせているのも、夫ががんばって働いてくれているからこそです。
「いつも私たちのために働いてくれてありがとう」と、感謝の気持ちを忘れないようにしたいですね。妻からそんなねぎらいの言葉をもらった夫は、「いつも子どもの世話と家のことをしてくれてありがとう」と言ってくれるかもしれません。
パパではなく名前で呼ぶ!
子どもが生まれる前はお互いを名前で呼んでいたのに、子どもが生まれたら「パパ」「ママ」と呼ぶようになっていませんか?当然ですが、子どものパパとママにはなりましたが、お互いのパパとママになったわけではありません。
子どもがいない2人きりの時間だけでも、名前で呼び合うのがおすすめ!お互いを久しぶりに名前で呼び合うと、新鮮に感じるかもしれませんよ。たまには手をつないでデートをして、パパ・ママとしてではなく、夫婦の時間をつくりましょう。
子どもが生まれると、夫婦ではなく子どもの「パパ」と「ママ」になり、夫婦の時間がなくなると、関係がぎくしゃくしてしまうことが多くあります。夫婦の時間を大切にして夫婦が円満になれば、子どももきっと健やかに育ってくれますよ。(TEXT:おおたき)