私には現在3人の子どもがいますが、第1子を妊娠中は初めての経験に戸惑うことがたくさんありました。特に妊婦健診においては、赤ちゃんの様子を診てもらう以外にもいろいろな検査をするため、戸惑ったことを覚えています。しかし妊婦健診の回数を重ねるにつれ、だんだんと診察にも慣れてきました。そんな妊婦健診に慣れてきたころに起きた、3つの恥ずかしい体験についてお話しします。
まさかの内診!? ズボンで受診……!
第1子を妊娠して最初のころの妊婦健診では、内診による診察がおこなわれていました。妊娠4カ月の妊婦健診からは腹部エコーでの診察に変わり、内診が苦手な私はホッとひと安心。出産間近になると内診するという噂を聞いていた私は、後期まで内診はないと思い込んでいたのです。
妊娠中期のある日、腹部エコーをすると思い込んでズボンをはいて受診しました。ところが助産師さんから「今日は内診の日ですね」と言われてしまったのです。ズボンで来ていた私は下半身丸出しで診察台に上がるはめに……。以降の診察は毎回スカートで行こうと思わされた出来事でした。
腹帯と下着を一緒にはいたつもりが!?
妊娠後期に入ったある日、歩いて妊婦健診へと向かいました。その日はスカートの下に重ね着のズボンをはき、さらにその下にはくタイプの腹帯をつけていた私……。そして内診時にズボンと腹帯、パンツをまとめて下から脱ぎました。内診を終えササッと着替え、歩いて帰宅していると足に違和感が……。
ふと見ると、なぜかズボンの足元からパンツが出てきたのです! ズボンと腹帯、パンツをまとめて脱いだため、はくときもいっしょにはいたつもりでした。しかしどうやらパンツをはき忘れ、歩いているうちにだんだんパンツが下がってきていたようです。周りに誰もいなかったのでよかったですが、今度からは面倒でも1枚ずつはこうと思わされました。
伸びた毛を放置していたらまさかの!?
妊娠すると毛深くなると聞いたことがありましたが、私も妊娠してから毛深くなりました。全身の毛が増えたように感じましたが、乳頭の周りに太い毛が数本生えてきたのです。毛が生えているなと思いながらも、面倒で剃らずに放置していた私……。
ところが臨月に近づいたある日、助産師外来で乳頭のチェックがおこなわれたのです。「毛を剃ってない!」 と思いながらも今さら剃るわけにもいかず、太い毛が生えた胸を助産師さんに見られるはめに……。しっかり毛の生えた乳頭を触ってチェックされ、恥ずかしい気持ちでいっぱいでした。
内診と助産師外来での体験を通して、妊婦健診とは毎回同じ診察があるわけではないと学びました。そしてパンツのはき忘れと助産師外来での体験は、私の面倒くさがりで適当な性格が原因で起きたことだと思います。自分が恥ずかしいと思うなら、きちんと前準備をしたり身だしなみチェックをすべきだと思わされた出来事でした。
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監修/助産師REIKO
著者:河津明香
2男1女の母。旅行代理店勤務をしながらの育児を経て、フリーランスのライターへ転身。現在は発達障害の長男のサポートをおこないながら、旅行・育児・生活雑貨などの記事を中心に執筆。