小学6年生のときの話です。母からはその一年前くらいから「そろそろ生理が来るんじゃない?」と言われていましたが、年頃だったので、生理がくることがすごく嫌だったのを覚えています。そんな私に初めて生理が来たときの、今でも思い出したくない体験談です。
この初潮のときの出来事は、今でも思い出したくありません。
私は、家族とはいえ、兄に知られたことが、すごく恥ずかしくて、とても嫌でした。兄は何事もなかったように無言で通り過ぎましたが、母には閉めきった部屋で、誰もいないところで説明して欲しかった……。そして、念のため、母から痛み止めの薬をもらって登校すればよかった……と今でも思うのです。
自分が母になって、同じような出来事に遭遇したら、子どもが恥ずかしい思いをしないように、気を遣ってあげたいと思っています。
原案/うみんちゅさん
作画/和田フミ江