ハンドメイドをするのが好きな私は、第1子の妊娠中に赤ちゃんのおもちゃやスタイなどを手作りしました。産休中の空いた時間、生まれてくるわが子を思いながら手作りしたグッズは、子どもが大きくなった今も大切にとってある思い出の品です。ここでは、やっておいてよかったと思えたベビーグッズ作りについてご紹介します。
産休中の空いた時間にハンドメイド
私が妊娠中にやっておいてよかったと思うことの1つに、ベビーグッズの手作りがあります。産休中の空いた時間に図書館でハンドメイドの本を借りてきて、毎日少しずつコツコツ作りました。ミシンを持っていない私でもできる手縫い用の作り方の本を参考にしました。
できあがった作品は、スタイ・ガラガラ鳴るおもちゃ・ガーゼハンカチ・抱っこひも・よだれカバーなど、盛りだくさん。1つ完成するとかわいくてさらに作りたくなって、出産まで夢中で作っていました。
生まれた子どもに使って「感動…!」
子どもが生まれて、自分が作ったグッズを実際に使うときは感動! 私が作ったグッズを使っているわが子の写真をたくさん残しました。自分で選んだ生地で、わが子に使うときのことを考えながら制作したので、使い心地はとても満足のいくものでした。
ハンドメイドより購入するほうが、おしゃれな物が安く手に入る場合もあります。しかし私は自分で作ったという想いから、グッズを大切に扱うことができましたし、さらにわが子へ愛情を持って接することができたような気がします。
第1子だからこそできたのだと痛感
数年後、第2子を妊娠したときも同じようにハンドメイドのベビーグッズを作ってあげたいと考えましたが、すぐに断念。なぜならまだまだ手のかかる第1子を自宅で保育しながらハンドメイドをする余裕が時間的にも体力的にもなかったからです。
第1子のときに作ったグッズは大事に使っていたので、ほとんどの物が第2子にも使うことができました。手作りグッズをわが子が使ってくれている様子は本当に癒やし。第1子妊娠中にたくさんのグッズを作っておいてよかったと思いました。
産休を有効に使い、赤ちゃんのためにベビーグッズを手作りできたことは私にとっても良い思い出となりました。生まれてくるわが子を想いながら何を作ろうか考えたり、使い方を想像しながら作ったりした時間が、今でも私のなかでやさしい時間として記憶にあります。子育ての楽しい記憶は、子どもが生まれる前から始まっていると実感しました。
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監修/助産師REIKO
著者:三宅ちよこ
フリーランスとして働きながら一男一女を子育て中の母。ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、株や不動産投資を副業としている。ライターとして主婦のためのお得な情報や子育てに関する体験談を執筆している。