初経から1年ほど経った15歳くらいのころ、私はもともと太ってはいなかったのですが、一時期「痩せたい!」という願望が強くなり、過度なダイエットをおこなっていました。しかし、BMIが17を切ったあたりからパタリと生理が止まってしまい……!?
痩せたいという願望が強かった時期
当時は痩せたい気持ちが強く、食事は1人前の半分程度しか食べない、低カロリーのものばかり選んで食べるなど食事を極端に少なくし、ストイックとまではいかないものの、できる限り普段の生活のなかで動くために、食後のジョギングや勉学中のストレッチ、足上げなどをおこなっていました。その結果、BMIは17に。そして生理が止まりました。私は生理が止まったことについては、何も気にしていませんでした。
そのまま1年半ほど体重の減少は続きましたが、母に生理が来なくなってしまったことを伝えると「生理が来ていない状態が続いているのはまずいでしょ」と指摘され、途中から婦人科に通うようになりました。そして、服薬によって生理を来させるようにしていました。
服薬によって生理が来ているときも、薬を飲めば生理がいつ来るか大体わかっていたのでラクでいいなぁと思いながらも、まったく気にも留めていませんでした。その後、体重は元に戻りましたが、自然な生理は来なかったので服薬による治療が続きました。
生活を改めるも、自然な生理が来ない…
20歳ごろ、まだ自然な生理が来ておらず服薬を続けていましたが、また痩せ願望が芽生え、過度なダイエットを再開しました。
しかし、当時看護学を専攻していた私は、改めて自分の生活を振り返り、健康に悪いなと思ったのがきっかけで、22歳ごろからは生活を見直すことにしました。またダイエットをやめようと思ったのはほかにも理由がありました。極端な食事制限をおこなったことで冷え性になってしまったり、笑ったときにできるシワが気になったからです。
そこで3食しっかり食べるという食生活の改善に取り組み始め、健康的な生活を送ってきましたが、やはり自然な生理は来ませんでした……。
自分の体を大切にするように!
成長とともに生理が止まったり不順になるのは何かの体のサインだと思うようになりました。また、今回の体験から過度な体重の変化や、ストレスを与え過ぎてしまうことなども体には絶対よくないことだと思いました。今でこそ将来のためにも健康的な生活を送り、生理の記録をしておくことは大切だなと感じていますが、あのころはしっかりと理解していませんでした。
今回のことはすごく反省すべきなのですが、それがきっかけとなり、自分の体についてや健康について考えるいい機会になりました。いち早く自分の異変に気付くためには、日ごろから経血量や生理痛の程度を把握しておくべきだと思ったのと、生理について何か変化があれば、早めに病院を受診することはとても大切だということを学びました。ちなみにその後結婚し、約2年の不妊治療を経て現在妊娠中です。
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監修/助産師REIKO
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文/毛利みつをさん