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「え!?顔のアザどうしたの!?」職場でけがをした友人。救急搬送後、まさかの警察沙汰に…【体験談】

同じ職場で働いていて意気投合した友人。2カ月ほど会っていなかったのですが、ふと思い立ち彼女が働くお店に遊びに行きました。すると、久しぶりに会う友人の顔や腕などにアザや傷があったのです。私はその姿を見て、何があったのか聞きました。すると、けがをした理由以上の衝撃の事実を知ることになったのです。

 

久しぶりに会った友人の衝撃の姿に驚がく!

友人と私は、同じ職場で働く先輩後輩として出会いました。1年ほど一緒に働いていましたが、私が退職することに。退職してから2カ月ほどたったある日、ふと「久しぶりに彼女と会って話がしたいなぁ」と思い、友人の働くお店に向かったのです。

 

到着して店内の奥を見ると数人の従業員がおり、その中に友人の姿もありました。「久しぶりー!」と手を振りながら、友人に駆け寄りました。初めは友人との距離が離れていて気付かなかったのですが、友人を目の前にして驚がく。友人の顔や腕などにはアザや傷が複数ありました

 

その姿を見て思わず「え、何があったの! 大丈夫?」と言うと「ひどいでしょう? 大丈夫、大丈夫」と言っているもののそうは見えません。すると、続けざまに「見えないところもアザだらけで全身痛いのよー」と苦笑い。あまりにも痛々しい姿に、私は言葉を失ってしまいました。

 

そんな私に近寄り「実はけがした場所、ここなんだ」とこっそり教えてくれました。なんと、友人がけがをしてしまった場所は職場だったのです。

 

職場で起こったこととは

4階建てのこの店は、地下から2階までは売り場で、3階に従業員の休憩室、4階にロッカールームがあります。エレベーターはなく、急勾配の階段を使用して移動します。中でも、3階から4階をつなぐ階段の幅は狭く、険しい山を登るかのような階段です。そのため、階段の上り下りをするだけでもひと苦労。この階段は急だから気を付けるように! と言われていて、私も働いているときに何度か危ない思いをしたことがあります。

 

事件当日、お昼休憩の時間になった友人は、休憩室へ向かうために3階に上がりました。その後、他の従業員と一緒にお弁当を食べてひと息ついた友人は、お弁当などの荷物を片付けるためにロッカーのある4階に上がります。荷物を片付け、ロッカールームの出口付近 にある鏡で身だしなみチェックを済ませ、4階から下りようとしたそのときに事件が起こります。

 

その日の友人は裾が広がったデザインのボトムスを履いていて、一歩下りようと踏み出したときにつま先が裾に引っかかってしまったのです。階段には手すりが設置されていましたが、しっかりつかんでいなかった友人は、15段ほどある階段から転がり落ちてしまいました。

 

「キャーーー!」という友人の声と転がり落ちる音に驚き、休憩室で休んでいた従業員たちは「大丈夫!?」と急いで友人の元に駆け寄ってきてくれたそう。なかなかの階数から転がり落ちてしまったことと、顔を負傷し、動けなくなっている友人の様子を見て「頭を打ったかもしれないし、病院で診てもらおう」と救急車が呼ばれることに。

 

 

自分の不注意 で済まず大事件に!?

そこから事態はどんどん大事になっていきます。転落したと聞いた上司や店長も友人の元へやってきました。そこで、友人は救急車の到着を待つ間に何が起きたのか簡単に説明しました。そして、救急車が到着すると、友人は上司に付き添われて病院へ。幸い、頭に異常はありませんでしたが、軽い打撲傷を負いました。処置をしてもらった後、その日のうちに家に帰れたそうです。

 

大したけがではなく安堵していた友人ですが、階段転落の顛末はそこで終わっていませんでした。救急搬送された翌日、友人は打撲傷の痛みはあったものの、普段通りに出勤しました。そして、友人が救急車で運ばれたときにいた従業員から、その後に起きた出来事を初めて聞かされます。「○○さん(友人)が病院に行ってから、警察が来たんだよ」と言われ、友人は固まってしまったそう。

 

どうやら、友人が階段から転落したのが事故なのか事件なのか調査するために、警察官が事件当日に来て、転落を目撃した従業員に事情を聞いていたそうなのです。もちろん、事件翌日に出勤した友人も警察官から事情聴取を受けました。警察官に自分の油断が招いた事故だということを事細かに説明していると、友人は自分のドジさを実感してどんどん恥ずかしくなっていったそうです。

 

この事件から友人は、階段を上り下りする際は手すりをしっかりつかみ、ゆっくり慎重に下りるようになったと語っていました。

 

まとめ

急勾配の階段なので、いつかこんなことが起きてしまうかもしれないと心配していた階段で、友人は転落してしまいました。幸い、頭部を負傷したり骨折したりせず、打撲傷で済みました。しかし、こんなちょっとした不注意で、お店や他の従業員を巻き込んだ警察沙汰になってしまうなんて……と彼女は自分の不注意をひどく反省していました。

 

狭くて急な4階へのあの階段。初めは危険を感じていたとしても、人は慣れてしまうとそのことを忘れ、油断してしまいます。どんなことでも、初心を忘れないように意識することが大切だと、思い知らされる出来事となりました。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

イラスト/マメ美

 

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著者:satomi

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