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「朝起きたらパジャマがびしょ濡れ!」妊娠36週。慌てて病院へ行ったところ、即入院になり…

妊娠36週1日になった日の朝、目覚めたらパジャマが濡れていました。すぐに病院へ連絡し、大慌てで入院準備をしました。診察の結果は、前期破水。前期破水の診断を受けてから出産するまでの2日間、私がどのように過ごしていたのかなどの体験をお話しします。

目覚めるとパジャマが濡れていて不安に…

前日まで体調の変化もなく、元気に家事をしていました。しかし、朝7時に目が覚めるとお尻が冷たく感じ、パジャマが濡れていました。慌ててトイレに駆けこむと、変なにおいがしました。嗅いだことのないにおいと出血があったので「破水!?」と一気に心配になりました。


妊婦健診で破水したときの対処法を聞いていましたが、焦りながら病院に連絡。助産師さんの指示に従い、あらかじめ用意していた荷物を持って夫と病院に行きました。

 

病院に着くと即入院!

病院へ着くと、救急外来で手続きをし、車椅子に乗せてもらって診察室に向かいました。医師の診察を受け、前期破水の診断がくだりました。そして、妊娠10カ月に入っていることから陣痛を待って出産することになったのです。


入院後は陣痛室兼分娩室で出産まで過ごしました。感染予防の点滴を打ち、エコーで赤ちゃんの様子を見ながら陣痛がくるのを待ちました。赤ちゃんの心音がドクドクとテンポ良く聞こえ、おなかの中は大丈夫そうだとひと安心。そして、ここから赤ちゃんを産むことの不安と赤ちゃんに会えることへの期待が交互にやってきました。

 

 

陣痛はいつくるの?

医師の説明によると、前期破水の場合、通常は破水から24時間以内に陣痛がくることが多いということでした。私の場合、15時間以上は待ちました。その間血圧測定や分娩監視装置で赤ちゃんの様子を確認していきました。そのほかの時間はテレビを見たり本を読んだりして、昼と夜には入院食を食べました。


陣痛を待つ間、何もしないでいると、「24時間以内に産まないといけない」と思って落ち着きませんでしたが、時間の経過とともに母になる覚悟も固まってきました。

 

陣痛から出産へ

入院から15時間後、ついに陣痛が! 10分間隔で痛くなり、6時間後には子宮口が全開大になったので、分娩台でいきんでは呼吸を整えてを繰り返しました。途中、分娩が長くてつらくなり、早く終わってと投げやりな気持ちにもなりました。


その後、10回以上いきんでようやく生まれてきてくれました。決して長いお産ではありませんが、ようやく赤ちゃんが生まれてほっとしたのを覚えています。

 

 

破水をしても、事前にどう行動すれば良いかを病院で聞いていたおかげですぐに行動できました。初めての出産は期待と不安でいっぱいで落ち着かないものですが、入院してからでも、気持ちを整理する時間はありました。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 

 

イラスト/(c)chicchimama

監修/助産師REIKO


著者:尾浦 三奈

2015年長男、2018年次男出産。二児の母。高校教諭一種免許を取得。結婚前から続けていた塾講師の傍ら、子育て、教育に関する記事を執筆中。

 

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